3歳向け迷路おすすめ10冊を内容紹介します!

息子が3歳の頃迷路にハマり、それからあらゆる迷路をやってきました。
しかし迷路と一口に言ってもいろいろあるわけで、正直なところこれを3歳の子が解くのはどうだろう? なんて迷路もちらほら。
そこで本記事では、息子が実際に解いた迷路本を中身とともに紹介します。
さらに最後にランキングでベスト4を選びましたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです!
3歳向けの迷路、おすすめは?
3歳の迷路でおすすめなのは
「シンプルに迷路を楽しめるもの」です。
様々な迷路が販売されていますが、いざ中身をチェックしてみると
「しりとりになるように動物をたどって、ゴールまで行く」「数字を順番にたどる」
などなど、迷路の中にさらに解くことがあるパターンのものもあります。
子どもが迷路にプラスして何かを解きたいのであればいいのかもしれませんが、そうでなければ、迷路に対するやる気や情熱、集中を削ぎます。
3歳の場合、しりとりや数字がわからないことが多いので親が横について説明しなくてはなりません。
さらに息子の場合は、まだ理解もしていないので半分答えを教えている感じになっており、ただページを終わらすだけが目的になってしまったり・・・。
一人でじっくり集中しながら解ける迷路、親は質問されたときにだけ助言するような、そんな迷路がおすすめです。
1. くもん やさしいめいろ 1集

さてまずご紹介するのは、くもんから出ている迷路。
くもんの迷路はいいですよ!! 一度はどれかをやってみてほしいくらいの個人的にはゴリ押し迷路です。
やりやすさ、迷路の内容、難易度が絶妙で、子どもが没頭しやすいのです。

くもんの迷路の特徴は以下の通り。
・一枚一枚、本から切り離せる
・裏表の両方に迷路がある
・1冊につき80問近く解ける
・シール付き
・表彰状付き
一つずつ詳しく見ていきます。
一枚一枚、本から切り離せる

これは便利!
一枚一枚切り離せると、3歳児には迷路のやりやすさが段違いです。
切り離せない迷路をやってみてわかったのですが、本状だと本を押さえながら解かないといけないので、集中の妨げになるのです。
また3歳だと、うまく押さえられないので押さえてて〜、と言われて横に付いていないといけなかったり。
なのでもともと切り離せる仕様になっていると、やりやすいです。
また、ページの大きさが3歳児にはやりやすいサイズ感だと思います。
裏表の両方に迷路がある

裏と表で、パターンの違う迷路が用意されています。
途中、同じものだけを通って解く仲間あつめの迷路(上写真右)がいくつかあるのでそれは説明が必要ですが、易しい内容で子どもも理解しやすいです。
1冊につき80問近く解ける

「くもん やさしいめいろ 1集」では、76問も迷路があります。1冊でたっぷり!
シール付き

シールとシールを貼るシート(裏表あり)が付いています。
シールは1枚終わるごとに貼れる仕様で、すべて貼ると、絵が完成する作りです。
シールは、かなりいい効果がありました!
まず、終わったら迷路の番号と同じ数字のシールを台紙に貼るのですが、その過程で数字を読めるようになってきました!
さらにシールがモチベーションになるようで、シールを貼りたいからたくさん解いたりも。
また、半分終わったら大きめのシールが貼れる作りになっているんですが、それが貼りたいがためにより迷路をする時間を取るようになったり。
迷路の作りの良さなのか、シールへの情熱か、息子はこの「くもん やさしいめいろ 1集」を3日で一気にすべて解いてました。
表彰状付き

息子は意味がわかっていませんでしたが、終わったら表彰状を進呈できます。
2. くもん やさしいめいろ 2集

先ほど紹介した「やさしいめいろ 1集」の仲間。
構成は同じです。難易度は、公式には1集より難易度は上がっているそうですが、体感的にはほぼ同じでした。


くもんの迷路は、後ろのページに進むにつれて難しくなっていきます。

こちらも同じく3日間ですべて終わらせていました。
子どもにとってちょうどよくて、楽しいのでしょうね。
3. くもん めいろあそび のりもの

構成は上記と同様です。
「やさしいめいろ 2集」よりも明らかに難易度が上がります。 確かに、この本は年齢の目安が4〜6歳になっていますね。
ちなみにこちらが同シリーズの難易度表。上から難易度順・年齢順に配列されています ▼

迷路の内容は、はじめはこのくらいですが ▼

最後の方はこんな感じ ▼

息子、この「めいろあそび のりもの」の最後の方は「もしかしたら解けないかもな〜」と思うくらいの中身でした。
実際に「これどうやるの?」と途中で引っかかって聞いてくる場面も。
しかし、ちょっと難しい迷路があるのは逆に楽しい部分もあり、また大好きな乗り物がモチーフなので、それがモチベーションになっていたように思います。
4. くもん めいろあそび にほんのめいしょ

これはなかなかにして、難しい・・・! 大人の私が見ても、パッとは解けないし「いかにも難しそう」で、私の場合はですがちょっとやる気が削がれます。
難易度高いし、正直、内容もワクワクしにくそう。というのも、「にほんのめいしょ」なのでさすがジャパン、名所が渋いのですよ・・・!!
お城、大仏、寺などなど。渋めのラインナップが揃ってます。

息子はこの本に限ってはまだ1/3残していて、先日4歳になりましたが、まだ「これやりたい」とは言ってないですね〜。

この迷路自体は悪くないですが、私が息子に与えるタイミングを間違えたなあと反省中。

名所や建物が好きな子どもは楽しいと思います。いろんな場所が出てくるので、いろんな名所に出会えますよ。
また、難易度高い迷路が解ける子にとっては、この難易度も逆に燃えるかもしれないですね。
5. くもん がんばりめいろ

これまで紹介したくもんのシリーズよりも、一回り小さい「くもんのすくすくノート」シリーズです。


全部で60問。
サイズと迷路数が縮小しているだけで、構成はこれまで紹介したくもんの迷路と同じで、以下の特徴も同様。
・切り離しできる
・シール、表彰状付き


迷路のモチーフは数種類あります。
雛人形やハロウィンなどの行事、トラクターなどの乗り物、東京駅などの建物 ▼


表はモチーフの迷路、裏は幾何学模様の迷路で、こちらもこれまで紹介したくもんの迷路と同様ですね。
簡単すぎず、難しすぎず。3歳後半に息子はこの迷路を解きましたが、難易度はちょうどよかったです。
またモチーフが数種類あるものよくて、モチーフ自体にも興味を示すし、マンネリも防げるのでオススメです!
このシリーズで同じような迷路がもっとあればいいのに、と思うくらいよかったです。
6. こぐま会 めいろ

シンプルで簡単な迷路です。
年齢目安は4歳児〜となっていますが、最初に紹介したくもんの迷路(3歳〜)よりも断然簡単な内容です。

難易度は後になるほど上がっていきますが

それでも、複雑ではありません。

難しい迷路をやった後の自信回復のためにいいかも 笑。
全部で30ページ、30問。
7. 新興出版社啓林館 集中力が育つ もっと! たのしい迷路

本の構成はすでにご紹介した「くもん」とほぼ同じです。
シール&表彰状付きで、一枚一枚切り離しもできます。ただ本書の場合は、それらに加えて迷路の答え付き。
迷路の内容は易しいです。

易しく、ふつうの迷路が大多数を占めますが、たまに指示付きの迷路があります。例えば、「お面をかぶったイラストだけを通る」「ジャンケンで勝つ方に進む」 ▼

「数字の一部にシールを貼って、数字順に進む」など ▼

正直、迷路に指示付き、特にこの「迷路・シール貼り・数字順に進む」の3つが一緒になっているのは目的が一つじゃないのでやりにくいです。
迷路は易しいのに、指示付きの迷路は妙にレベルが上がる部分へのチグハグ感は否めませんが、シンプルな迷路については挫折しにくいと思います。
8. ポプラ社 めいろでめちゃめちゃあそぶっく

イギリスで大人気の迷路らしいです。
全部で52問。
写真を見ていただければわかると思いますが、ほかに類を見ない迷路です。

見てるだけでワクワクする、キレイで、迷路ながら芸術性のある迷路。


見開きで解くページもあります。
迷路の内容も、パッと見ただけでは「どれが通る道なのか」がわかりにくいページもあるのですが、それも楽しさの一つになるのがこの迷路の良さです。

ちなみに息子は3歳後半のときにやってみたのですが、難しかったみたいで全部は解けませんでした。
「ふつうの迷路じゃもう物足りない!」そんな子にぴったりだと思いますよ。
それにもし子どもが解かなかったとしても、1冊は家にあるとワクワクとうれしい気分になる迷路なので、使わなくても親の心の損傷(財布の損傷)はないと思ってます 笑。
9. 七田式・知力ドリル めいろ 3・4さい

幼児教育で有名な七田式の迷路。
全部で46問。

内容は易しめです。
印象としては、昭和のほっこり感を感じる迷路ですね。現代というよりも昭和の景色に合うような。

内容はシンプルな迷路が大多数で、

いくつかの迷路が、「数字順」「あいうえお順」に進んでいくなど、指定付きになっています。



46問で770円で、シールも付いていないので、本の充実度を考えると他の迷路の方がコスパは優れています。
なので七田式がよい人にはオススメですが、特にこだわりがなければ、他の迷路から始めた方がお金の面ではいいかも。
私は、こちらの迷路は表のみに印刷されているので、終わったら裏面をメモ帳にしてコスパ上げてます 笑。
10. うんこドリル めいろ 4・5さい

有名な「うんこドリル」シリーズの迷路です。
60問近く迷路があります。

とにかくうんこだらけですが、ポップに仕上げてあるので下品ではありません。

色合いが現代的で、イラストもかわいい。
うんこ独特の嫌な感じはしなくて、楽しい雰囲気なのも、ヒットの一因なのでしょうね。
手の込んだ、きちんと作り込まれている迷路だと思います!

迷路の設問が、「大きなうんこを落とさないように、うんこ姫に届けるよ」など、ただスタートからゴールに行くだけなのですがうんこをねじ込んでくるのも特徴です。

各迷路が、迷路のほかに「うんこネジを3つ探そう」「うんこの火の玉を探そう」など、”ウォーリーを探せ” の要素も持ち合わせています。
通る順番が指定された迷路もちらほらあり、3歳には少々難しいのでやるなら3歳後半の方がスムーズに入りやすそうです。

うんこが大好きなお子さんにどうぞ。
シール、迷路パズル付き。

3歳におすすめ! 迷路ランキングベスト4
では最後に、これらすべてをやってみた総合的な観点から下記ランキングを作成したので、お伝えしますね!
1位 くもん やさしいめいろ 1・2集
内容も値段もベスト!
まずはこの「くもん やさしいめいろ 1集」で、子どもがどのくらいまで迷路をできるか見てみると次の迷路が決めやすいです ▼
同じくらいのレベルの迷路を再び行う場合は、同迷路の2集がおすすめ ▼
2位 くもん めいろあそび のりもの/くもん がんばりめいろ
1位の迷路ができたら、こちら。
乗り物が好きなら「くもん めいろあそび のりもの」 ▼
乗り物よりも動物が好きなら「くもん めいろあそび どうぶつ」 ▼
いろいろなモチーフがあった方がよければ、「くもん がんばりめいろ」。サイズは一回り小さいので、他よりも持ち運びやすいです ▼
3位 こぐま会 めいろ
迷路が難しくてつまずいたときに登場させたい、こぐま会の迷路。
後半は難しめの迷路もありますが、前半は自信回復に最適です。
安い感じの作りも好き(褒め言葉ですよ)。本そのものが丸めやすいので、持ち運びにもgood。
迷路は所蔵するものじゃないので、こぐま会のような紙質でいいと思うのです。気楽な雰囲気がいいですね ▼
4位 ポプラ社 めいろでめちゃめちゃあそぶっく
きれいで一風変わった迷路なので、ふつうの迷路じゃ物足りない人や、目新しい迷路に出会いたい人におすすめです ▼
とりあえず、くもんの迷路で子どもがどれくらい解けるかを見てみると、次の迷路が決めやすいと思いますよ!
【あわせて読みたい】