布おむつに必要なもの、おすすめカバー、折り方、洗い方まとめ。布おむつで育児がすぐ始められるよ

布おむつで子どもを育てていた吉高です。

本記事は、子どもが生まれて布おむつを検討したり、今まさに始めようとしている方に向けて書きました。

  • 布おむつ育児に必要なもの
  • 折り方
  • 洗い方

などなど、布おむつで育児するときに出てくる疑問をすべて回収する記事になるようにしたつもりです。

なのでこの記事だけで、布おむつの一連がわかると思います。

すぐに始められるはずなので、ご参考くださいませ!

布おむつ育児の最初の一歩

前提:布おむつは、本体とカバーに分かれてる

まず前提から。

布おむつは、おしっこなどを吸収する本体とカバーに分かれています。

紙おむつは1枚で完結しますよね。

なので私は布おむつも1枚なのだと思っていて、布おむつを調べ始めたときこの前提を知らなかったので混乱しましたw

もっと詳しく>>布おむつカバーって何? 布おむつはカバーと本体をセットで使うよ

布おむつ本体の種類

布おむつ本体には

・輪おむつ

・形成オムツ

の2種類があります。

輪おむつは昔からあるタイプ。布おむつが主流だった時代にみんなが使っていたのは、この輪おむつです▼

輪おむつ

輪オムツの特徴は、折りたたんで使うことと、速乾性があること

一方の形成おむつは、折りたたまずにそのまま使えます

ただ厚みがあるため、乾くのに時間がかかります

おすすめは、断然輪おむつの方です

なぜなら形成おむつよりも安い。そしてすぐ乾く。布おむつは雨の日だろうが雪の日だろうが洗濯するので、乾きやすさは重要です。

また、折るのが手間なのでは? と思うかもしれませんが、折ることこそが楽しいのです。私はお墨付きのめんどくさがりですが、それでも楽しいと思えるのです。

赤ちゃんのうんちの状態によって2重にしたり、後方部を厚めにしてみたり・・。「商品に自分の考えを入れる余地がある」のは、自由を感じて楽しいものなのです。

布おむつを用意する

では概要がわかったところで、早速布おむつを用意していきましょう。

布おむつをはじめるのに必要なもの

布おむつをはじめるにあたり、必須アイテムは3つだけ。

  • 布おむつ本体
  • 布おむつカバー
  • パラソルハンガー

案外あっさり始められますよね。では一つずつ見ていきます。

布おむつ本体

布おむつ本体は、とりあえず20枚あれば安心です。

20枚で足りなければ、その都度買い足していくと無駄がありません。

ちなみに輪おむつは、「自分で縫うタイプ」と「すでに縫われて輪っか状になった仕立て済み」がありますが・・・

おすすめはもちろん、仕立て済みのもの。

ラクです。値段もほぼ一緒。

しかし縫い物が好きならば、この限りではありません。

ただ、私は布おむつを選ぶときに反物に記載されたキャッチコピー「赤ちゃんのありがとうの声が聞こえてきます」に、「まあ・・・♡」と反物をつい買ってしまったのですが、そういえば裁縫が超苦手。時間があった妊娠中も縫わず、生まれてからはもちろん縫わず。結局母が縫っておりました。

布おむつカバー

布おむつカバーは、5枚あればとりあえず大丈夫です。

カバーに関しても、足りないなと思ったら都度買い足すのが経済的ですね。使っていくうちに自身の好みもわかってくるでしょうから、選びやすくなると思います。

1歳近くまで使った布おむつカバー▼

こちらチャックルベビーの星柄おむつカバーは、初めて布おむつを使う人はとても使いやすいと思います。おすすめ。

作りがシンプルで使い方がわかりやすく、ベルトも太い。横モレを防ぐギャザー付き(もちろん漏れるときは漏れるが)。

3ヶ月〜2歳まで使ったのが、こちら▼

約1600円で3枚セットで、かなり安いです。そして大変使いやすい。

私はこのOh babykaの布おむつカバーを大変気に入っているのですが、口コミをチェックすると辛口なコメントも見られました。

辛口コメントの多くは、「内側が暑そうで使えない、ムレる」など素材について。

しかし私個人の使用感としては、息子は肌が大変弱いので、夏はムレるか心配でしたが布おむつを2枚重ねにしたら全く問題なかったです。

素材にこだわりがある場合には、オーガニック素材ではないですしおすすめはできません。しかし特に素材に強いこだわりはなければ、使いやすいし長く使えるし、何より安いしでコスパ最強なので大変いいのでは、と思います。

布おむつカバーをもっと詳しく>>布おむつカバーのおすすめは2つ! 実際使っているカバー7つから厳選しました

パラソルハンガー

輪おむつを干すときに使う、パラソルハンガー。

一気に干せて、おむつを輪っかの形で干せるので、風が通って乾くのがあっという間です。

パラソルハンガーは正直なところ、「これオススメ!」と言えるような理想的なものにはまだ出会ってません。パラソルハンガーって、どうしても耐久性に欠けるような・・・   

なのでせめて押させておきたいポイントは、枚数が多めに干せるかどうかです。

用意するものをもっと詳しく>>布おむつ育児は、これさえあればすぐに始められる! 最低限必要な3つのアイテム

布おむつの使い方

準備ができたら、お次は布おむつの使い方。

どうやって折って、どんな風に洗濯しているのか? 紐解いていきましょう。

布おむつの折り方

布おむつの折り方に決まりはなく、いろいろな折り方ができます。

とりあえず「四つ折り」さえ知っておけば問題ありません。

慣れてきたり、好みが出てきたらオリジナルに落ち着くと思いますよ。

四つ折りのたたみ方

1 おむつを広げて、置く

2. 半分に折る

3. さらに半分に折ったら完成!

完成したら、おむつカバーの上にのせます。

そしたら赤ちゃんを上に寝かせて、カバーをとめれば出来上がり。

四つ折り以外の折り方も知りたいなら>>布おむつの折り方4種類。四つ折りが超カンタンで便利だよ!

布おむつの洗濯方法

さて、赤ちゃんにおむつを装着できました。

では排泄後の処理は?

手洗い→つけおき→まとめて洗濯機で洗う。

この一連の流れで洗濯します。一つずつ見ていきます。

《ステップ1》手洗い

本格的に洗う前にまずはざっと「手洗い」

離乳食期でうんちさんが固形になってきたら、トイレに流してから手洗いをする。

洗う場所:お風呂場や洗面所。トイレの水でサッと洗ってから、お風呂場や洗面所でちゃんと洗うパターンも。

ちなみに私は、おしっこの場合は洗面所で手洗い。うんちの場合は時により粉石けんをパラパラふりかけてざっと手洗いしています。

《ステップ2》 つけおき

バケツにつけおきしておく。重曹、もしくはセスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)を水に溶かしておくと、雑菌の繁殖を抑えられる。

1日分をバケツにためる


《ステップ3》 洗濯機

翌日、1日分のたまった布おむつを洗濯機で一気に洗う。
ほかの衣類と一緒に洗うかは人それぞれ。

私は一旦布おむつだけ「洗い」のみ行い、その後ほかの衣類と一緒にまた「洗い」から洗濯をスタートします。

洗剤はふだん使っている合成洗剤、もしくは粉石けんで。

粉石けんを使うなら、「そよ風」が匂いや使い心地にクセがなくておすすめ。薬局で一番手に入りやすい粉石けんでもあります。

《ステップ4》干す

パラソルハンガーでお日様の下で天日干し。

うんち汚れも、日光でキレイになる。

洗濯方法をもっと詳しく>>布おむつの洗濯の仕方。みんな衣類と一緒に洗ってる?一般的な洗濯方法は?4ステップでご紹介

おわりに

これにてすべて手順は完了です! 

こうして文章で読むと複雑に思えるかもしれませんが、実際手を動かしてやってみると簡単です。

本記事でお伝えした方法は、一般的な方法です。やっていくうちに自分が一番しっくりくるやり方に落ち着いてくると思います。

布おむつは楽しいです。

そして布おむつはゴミが出ない。これがかなりストレスが軽減されるんですよね。

新生児期は紙おむつを使っていたのですが、ゴミの量がすごく、何気にそれがストレスになっていました。

また何より節約になります。

紙おむつと併用した場合でも、紙おむつオンリーと比較した場合約15万円ものお金が浮くことになるのです。

布おむつ一式そろえたらいくらかかる? 実際にかかった金額と、紙おむつとの料金比較

下の子が生まれたら、布おむつは買い足す必要がないので浮くお金が加速します。

子どもが小さい頃にかかるお金はほとんどおむつ代ですから、なかなかインパクトがありますよね。

楽しくて、地球に優しく、節約になる布おむつ。興味を少しでも持ったなら、はじめてみても損はないと思いますよ!

布おむつをはじめるにあたって本を探しているなら、こちらが写真も多く、わかりやすくておすすめです▼

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