家庭のごみを減らす手軽な方法。このアイテムが超優秀!
燃えるごみの半減に取り組んでいます。
エコバッッグはもちろん、お肉屋さんでお肉を買いトレイを削減、豆腐屋さんに入れ物を持参してプラスチック容器を削減…などなど色々試してきました。
しかし、細々とはもちろん効果があるけど、なかなか劇的には減らない・・・。一気にごみを減らすにはどうしたらいいものか? 試行錯誤を繰り返した結果、
一つのアイテムを投入したところ、目に見えてごみが減るようになりました!
「干す」を生活に取り入れると、ごみが減る
この干し網を使うようになってから、驚くほどにごみが減りました。
感動。目に見えてごみが減るんですよ。
大げさかもしれませんが、新しい世界が開けた感じです。
前提:家庭のごみの約4割は生ごみ
家庭ごみの約4割は、生ごみといわれています。
ということは、生ごみをどうにかすれば、ごみの約4割の部分は限りなく減るということになります。
干すとごみが減るわけ
なぜ干すとごみが減るのか? 理由は以下の2つです。
① 食品ロスが減る
② ごみのかさが減る&軽くなる
もうちょっと詳しく見ていきます。
① 食品ロスが減る
干して保存食に
買いすぎた野菜、サイズが大きすぎて使う前にダメになってしまいそうな野菜。
それらを干すことで、野菜の寿命を延ばすことができます。干すことで、いわば保存食になるからです。
むしろ干すことによって栄養価が高まったり、旨味が凝縮されておいしくなったり。
切り干し大根、干ししいたけ、乾燥パセリなどメジャーなものも自分で作れますし、使いきれなそうな野菜があったら、とりあえず干してカラカラにして保存しておけば、使いたい時に水で戻すだけで料理に使えます。
干せば漬物をおいしく作れる
漬物も保存食の一種ですが、干す→漬ける を施し、漬物にしておけば野菜の寿命を伸ばせます。
白菜は干して漬ける、代表的な漬物ですね。
このように干して干し野菜や漬物にして保存食にするだけで、
捨てるかもしれなかった野菜が、ごみにならずに済むのです。
② ごみのかさが減る& 軽くなる
また、干すだけでごみのかさが劇的に減ります。
残念ながら捨てる運命を辿りそうな野菜、調理の過程で出た野菜くず、果物の皮などを干してみてください。
野菜くずなどが出たらざるに一旦入れておいて、ざるのまま干しておくとラクですよ。
乾燥させてから捨てるだけで、本当の本当にごみが減ります!
水分が抜けてかさが減り、軽くなります。
水分が飛んでいるので嫌なにおいも抑えられるし、焼却処分の際に余計なエネルギーを使わずに済んで環境も負担が少なくなるので、とても気持ちがいいです。
また、ごみの中に水分が少なくなっただけでごみ出しの時に大変快適になりますよ。
この快適さはクセになる!
干し網でこんなもの干してます
私はこんなものを干しています。
・買いすぎた野菜
・漬物にしたい野菜
・乾燥させて使いたい野菜
・柑橘類の皮
・厚くむきすぎた野菜の皮
などなど。
・調理で出た野菜くず
これは、調理中にざるに入れておいて、そのまま外に干しています。
干し方
切って、干して、乾燥するのを待つだけです。
数日干すとカラカラになるので、晴れの日が続いているとベスト。
晴れていて、乾燥していて、少し風が吹いていると乾燥しやすいです。冬は乾燥させやすいです。
干す場所
日当たりの外、いいベランダ、窓辺など。
干すタイミング
洗濯物と同じで、日が出たら干して、日が陰ったら取り込みます。
干して活用する場合
この本がわかりやすかったです。
野菜別で干し方、干し時間、保存方法、レシピが載っていて使いやすいですよ。
コンポストが難しい家庭にも
生ごみの解決法といえば堆肥化させる「コンポスト」ですが、なかなかハードルが高いのが現状です。
庭付きの一軒家で畑があるならまだしも(それでもハードルは低くないですよね)都市部のマンション暮らしとなると、頑張って堆肥化したとしても、その後の堆肥の行き場も困ったり。
生ごみ減らしたいけど、気軽にコンポストはできないな・・・なんて場合は、ぜひ干し網を投入してみてください。
私はまずごみを減らす目的で干し網を入手しましたが、節約にも繋がるし、漬物も楽しめるし、いろんな効果があって新しい世界よこんにちは! と毎日の楽しみが広がりました。
また災害があると、ごみ収集がストップするのでごみの行き場に困り、悪臭に悩まされた、なんて話を聞きますが、そんな時も干し網があると思うだけで心持ちが違うもんです。