浅草の2時間しかオープンしない、やみつきの弁当屋「とんかつ いとう」は揚げ物も米も最強だ

銀座線浅草駅からも、都営浅草線浅草駅からもだいたい徒歩15分くらいでしょうか。
観光のお客さんはまず訪れないであろう場所に、「とんかつ いとう」というお弁当屋さんがあります。

おまけに看板も出ておらず、また基本的に昼の2時間しかオープンしていないので見つけにくい。
でも行列ができているから「あ〜あそこか!」と発見できる、なんとも稀有なお弁当屋さんが、ひっそりと浅草にあるのです。
浅草 とんかつ いとう

オープンしていないときは、そこがお弁当屋さんだなんてことをおくびにも出さないような外観をしていますよね。場所を知っていても、思わず通り過ぎてしまうほどです。
が、11時にオープンし、12時が近づくと近所の人々や近くで働く人々が群がり始めるのでそれが目印に。

「とんかつ いとう」という名の通り、メインは揚げ物のお弁当屋さんです。
注文してから作ってくれるので、サクサクの揚げたてをいただけます!
注文してから、5〜10分ほどお店の前で待機。事前に電話して予約しておくこともできるので、待つ時間がない場合には予約がオススメです。
メニューはあるけど、組み合わせは自由

このように、当然ながらメニューはあるんですね。
でも、自分の好みの組み合わせにして注文することもできます! むしろそのようにしている人の方が多いかもしれないですね。
自分好みにカスタマイズ
ということで、私がこれまで行ったカスタマイズを、いくつかご紹介します。
のり弁+えびフライ

どうしてものり弁が食べたい日がありました。
上記メニューにのり弁は見当たらなかったのですが、ダメ元で聞いてみると「のり弁あります」とのことだったので注文(値段忘れた)。のり弁にエビフライの単品1本(310円)を付けてもらいました。
とんかついとうの揚げ物のお弁当は、
ご飯たっぷり+揚げ物さっくり+キャベツどっさり+小さい漬物
の組み合わせが通常なのですが、のり弁だからか趣が違いますね。

見てください、このエビ(一番端)のボリュームを!
最近のエビフライって、小さくて弾力ないのが多くないですか? 勢いがないというか。でもこのエビフライはブリンブリンでボリュームたっぷりでうれしすぎます。

ちなみに、のり弁といってものりの下におかかなどが敷いてあるわけじゃなくて、本当にシンプルにのりがご飯の上に敷いてあるだけのシンプル男気のり弁でした。
しかし条件反射なのか、揚げ物食べるとやっぱりキャベツが食べたくなりますね。キャベツは単品で頼めます(50円)。
あじフライ弁当(2ケ入り)+ エビフライ

この組み合わせが、今のところ一番のお気に入りです。


あじフライ弁当(2ケ入り)380円+エビフライ単品 310円で、しめて690円なり。
揚げ物! 飯! キャベツ! ドーン!!! この潔さがたまりません。

安定のエビフライの勢いのよさ!
ご飯が異様にうまい

また特筆すべきは、とんかついとうは、
ご飯がすごくおいしいんですよ。
なんだろう、異様においしい気がします。でも初めて食べたときは気づかなかった。数回目にして、ご飯、やたらおいしいな・・・としみじみ思うように。
なにか特別なのか、炊き方が上手なのかわからないですが、揚げ物がメインのお店にも関わらず、ご飯、おいしいです。
あじフライ弁当(2ケ入り)+ イカフライ


あじフライ弁当(2ケ入り)380円+イカフライ単品 90円で、しめて470円なり。500円以内に収まると妙にうれしいですね。
もしかしたら、揚げ物&ご飯メインなので重そうに見えるかもなのですが、揚げ物3つ食べても重くないんですよね。
油がいいのでしょうか? 食べ心地もよくて、もたれないです。残るのは満足感だけ。
いろいろ単品

あんなにご飯がうまいって主張したばかりなのですが、単品をいろいろ頼んでみたことも。

4つ全部一人で食べましたが、サクサクお腹に入りますね。おいしいです。

キャベツが好き&1袋が小さく見えたので2袋注文しました。(キャベツ1袋50円)。
が、杞憂でしたね。1袋でお皿もりもりになります。とんかつ定食で出てくるキャベツと同じくらい1袋に入っていました。
とんかついとう 営業時間

【とんかついとうの営業時間】
月〜土▶︎11:00〜13:00
金曜日▶︎上記時間の他に、夕方17:00〜19:00まで営業
※金曜日限定で、肉団子があるとのこと。