【1〜4歳までのリアルな記録】プラレールはいつから? 息子の遊び方とその変遷
我が家の場合、息子は1歳半からプラレールで遊び始めてからというもの、どハマり。
4歳の今でも毎日飽きもせず遊んでいます。
プラレールは子どもが楽しそうにかなり集中して遊ぶのはもちろんですが(その間家事がはかどりますよ・・)、
親の私から見ても発展性のある興味深いおもちゃだと思います。
60年も売れ続け、定番のおもちゃになる理由が心底わかるといいますか。
子どもの成長とともに発展していく遊びとレイアウトがおもしろいのです。
本記事では息子がプラレールで遊び始めた1歳半からの変遷を、リアルな遊び方や追加したアイテム、レイアウトの写真とともに紹介します。
プラレールの購入を検討している方や、どんな車両やレールがいいか迷っている方の一助にしていただければ幸いです。
プラレールの組み立ては何歳から? 我が家の記録
プラレール 1歳代の記録
プラレールとの出会いは息子が1歳半の頃。
電車同士の連結は、力が足りなくてイマイチできないので大人がやる。レールも組み立てられないので親がやる。
それがプラレールが我が家に最初に来た日の状態でした。
息子自身で出来ることといえば、
・電車を地面で走らせる
・電車をレールの上で手動で走らせようと試みる
このくらいでした。
もちろんこれだけでもよろこんで遊んでいたのですが、めちゃめちゃ受けていたのが
・レールの上を走る電車を見る(電池を入れた電車が自動で動く様を見る)
動画で残っていたのですが、もう会心の笑顔。最上のウケ。
何がそんなに楽しいのかってくらいものっすごく笑っていた様子が残っています。
我が家が最初に取り入れたのは、こちらのレールのセット ▼
我々が買った時より現在のバージョンは何かリニューアルされているようです(おそらく発展レイアウトのカードが違うだけで、内容物は一緒に見える)。
安くはないですが、レイアウトのパターンが20種類もあって、パーツもいろんなパターンもあり、情景部品である駅も入っているのでお得感があります。
4歳の現在も変わらずメインで使っていることもあり、買ってよかった。いろんなレイアウトパターンがあるので、発展性があって子どもの好みもわかってきます。
息子の場合は「坂レール」がツボなことがこのレールセットによって判明しました。
車両は、まず始めにトーマスに出て来る「ヒロ」というキャラクターのしゃべる電車、チャギントンという電車のアニメのキャラの電車を入手。いずれも擬人化された電車というのでしょうか。 とにかく電車に顔がある車両です。
次々に車両が増えますが、このころは特に推し車両はありませんでした。
1歳8ヶ月 電車を並べ始める
1歳8ヶ月になると、車両を並べるようになりました。
1歳10ヶ月 連結はお手のもの、レールも自分で作る
連結はいつくらいに自分でできるようになったか覚えていませんが、写真を見る限り1歳10ヶ月ではかなりお手のもの。
連結の仕方は、いじっているうちに勝手に自分で連結方法、そして外し方を体得していたのを覚えています。
私はやり方がわからなかったので、「子どもって遊んでるうちに自分で体で覚えてくんだな」と軽く衝撃を受けた記憶があります。
同時期、レールもある程度自分で作れるようになりました。
と言っても、見本のようにすべてのレールが繋がるようにはもちろんできません。
ただ「このパーツを使いたい」という願望は自分で叶えられているようでした。
でもまだまだ見本ばりのレールは作れず、頼まれて親が作ることもしばしば。
2歳が近づく頃には、平面的ではなく高さを出したレールを作るようになってきました。
レールを作った横に駅を置くことも多く、絶対必要なわけではない情景部品を「あえて」置くのが興味深かったです。ちょっとした文化の香り 笑。なんというか人間ぽさを感じた瞬間。
情景部品(ここでいうところの駅)はレールに彩りが出るので、最初から持っておいてよかったものの一つです。
この頃、電車が動かなくなったら電池がないのだ、という事実に気づいたようで、動かなくなると電池が入っているフタを開けようとする様子が見られるようになってきました。
プラレール 2歳代の記録
2歳になると、「推し車両」が彗星のごとく現れます。
彗星のごとくというか、数ヶ月前から持っていた千代田線で昼も夜も突如遊ぶようになってきたのです。
年がら年中千代田線。見たことも乗ったこともない千代田線のトリコになったのです。
「顔がある車両のがいいだろう。トーマス、子どもに人気あるしな」と考えていた私は安易でした。まさかそんな無骨な車両推しになるなんて。
媚びてなさが逆にいいんでしょうか? 本物っぽさがいいのか何なのか、千代田線の毎日が始まりました。
この頃には「息子は子鉄だ」とハッキリと分かるようになり、プラレールで遊ぶのはもちろん、実際の電車を見るのもいつの間にか大好きになっていました。
昼も夜も電車電車。ちょうどお風呂に入るのを渋るようになってきたので、水場でも使える車両も投入したのは2歳になったばかりの頃です。
正直お風呂の中をスイスイ泳ぐようなおもちゃではなかったけど、プールでも電車で遊びたい息子にとっては水場での友となりました。
2歳2ヶ月 車両を重ねる
1歳後半から缶などを重ねていましたが、この頃はバランスの取りにくいであろう車両も重ねるように。
空間の利用が、横だけでなく上、高さにもより意識がいくようになったのもこの頃。
2歳4ヶ月 テーブルもレール作りに取り入れる
テーブルを組み込んだレール作りをするようになりました。
信号機を投入した頃で、信号が光るようになっているので暗くなる場所を演出したくなったためではと推測。
家が狭いこともあり、最初に購入したレールセット以外は買うつもりがなかったのですが、情景部品が増えたことで遊び方に発展が見られるようになってきました。
2歳5ヶ月 上段を電車が走るのを好む
レールのレイアウトが、だんだん立体的になってきました。
坂レールが相変わらず好きで、踏んで壊してしまったりもありつつ坂レールはこの頃には2回は新たに買い足しています。
▲ 坂レールを購入するとブロック橋脚(黄色いやつ)がついてくるのですが、これが案外いろんなことに使えるようで、重ねたり、続けて置いてトンネルにしたりと案外使えるパーツだったんだなと気づきました。
プラレールのいいところの一つに、車両の連結パーツのみで売ってる、というところがあります。
というのも電車同士を連結しまくるので
連結パーツ自体にガタが出てくるのです。
しかしそこを直せばいいだけなので、車両は限界まで使えて、あとは自分で修理できるのです。
またタイヤのゴム部分も入手できます。子どもが3歳くらいまでは修理することが多かった。
プラレール 3歳代の記録:明らかに飛躍
2歳代は親に好みのレイアウトを指定して(レイアウト書から指定してくる)それで遊ぶことも度々ありましたが、3歳が近づいた頃からでしょうか。「レイアウト」と呼べるような繋ぎ方をできるようになってきました。
すべての線路をつなげられるようになったのです。
そしてこの頃、橋脚を使ってやたらとトンネルを作っていましたが、トンネルそのものも投入することに。本人からの「これ欲しい」のご指定です。
今気づきましたが、これトンネルじゃなくて地下直線レールなんですねw
さらに踏切を投入すると、トミカも組み合わせてちょっとしたストーリーと共に遊ぶように。
この踏切、トミカが横切れる作りになっているんですよ(トミカもプラレールもタカラトミーさんの商品なのです)。
最初は「なんて恐ろしい仕様なの、さすが商人だわ・・・」なんて思ってましたが、実際トミカと互換性があると楽しみが広がるようで今ではこの仕様に感謝するほどに←
ちなみにこの踏切は作りは正直チープですが、お値段もチープなので整合性がとれています。
また3歳になると、ちびっこたちが大好きな新幹線車両、はやぶさとこまちの再度のブームがやってきました。
他のお子さんを見ているとはやぶさ・こまちは定番中の定番でみんな大好き!なイメージ。
前から持っていましたが、息子は2歳の頃に第一次ブーム、3歳になると同時くらいにさらなる本格的な第二次ブームがきました。顔同士を連結させる「連結ガッチャン!」がすごく楽しいみたい。
3歳3ヶ月 母を超える
レールは最初のセット以上に増やさない。そう心に決めていた私でしたが
・坂が好き
・レールを増やせば発展しそう
とうことで、少なめなレールセットを増やしました。
するとすぐにこんなレイアウトを作るようになり▼
レールを増やす時期はもっと早めがベストだったな、と思った瞬間でした。
こちらのレールセットを増やしただけだったのですが、少しの差なのに明らかにレイアウトに発展が出たのです ▼
大人のランチ1食分くらいなのに、我ながらしぶりすぎました。。
蛇足ですが、私はこのようなレイアウトは作れません。レイアウト例を見ないと作れない母を完全に超えていきました。
3歳7ヶ月 ベーシックセットを追加
この頃、プラレールを入れている入れ物が手狭になったので大きな入れ物に変更。
それに伴いレールセットを追加しました ▼
小さいトンネルや踏切などのいくつかの情景部品と、レールが約25本入っています。
バラで買うよりも明らかにお買い得なのでこちらのベーシックセットを選びましたが、レールが25本くらい増えるだけで、レイアウトの規模が格段アップ。
もっと早く購入するんだったと後悔したうちの一つです。
なぜかというと・・・
「本来ここまで作れるようになってたのか」とちょっとした衝撃を受けたんですね。
というのも実力に見合ったものを与えずに教育の機会を奪ったような感覚になったといいますか。
学校が始まったら、私の事情や心情(今回の場合ならば家が狭い、収納箱の大きさ以上におもちゃを増やしたくない、物が増えるのがイヤetc)が原因で、子どもの能力や伸びしろを潰さないようにしなければと思ったきっかけとなりました。
大げさに考えすぎかもだけども。
3歳8ヶ月 2部屋にまたがるレイアウト
レールを増やしたことにより2部屋を利用して作ることが増えました。
ふすまをあえて活用して作るのもおもしろい。
家にもともとあるテーブルやふすまって、私ならば遊びの中に組み込もうなんて思い浮かばない。
レール増やさなかったら見られなかった方法なので、こんな時もレール買ってよかったなと感じる瞬間です。
プラレール 4歳代の記録:母は絶対作れない
4歳になったばかりの頃
母である私にはもはやプラレールのレイアウトを作ってくれとはまるで言わなくなりました。
ものすごく複雑なものを欲する時は父に頼むけど、もう基本的には自分で作る方が思い通りのレイアウトが作れるのでいいのかもしれない。
しかしこの頃、下の子が生まれたため遊びで使える部屋の範囲がぐっと減りました。
その影響があるのかないのかは不明ですが、他のおもちゃを情景として使ったりと組み合わせることが増えました。
4歳1ヶ月
3歳8ヶ月からここまでの間、情景部品がどんどん増えています。
しかし最初は頻繁に使うのですが、定番入りはなかなかしないのも多々。
息子の場合ですが、いっときしか使わなかった情景部品はこちら ▼
トンネルを橋脚や牛乳パックで自作するくらいなので、トンネル的なものは使うだろう、よろこぶだろう、と思ったのですが常連入りはしなかった。。
のびるトンネルは中の様子が見えないので楽しさに欠けるのかもしれない。ちなみに伸びるトンネルは、「思ったより大きい」って大体の人が思うんじゃないかな。
あとは2回くらいしか使わなかったのがコレ ▼
数日は遊んだのですが、その後は見向きもせず。。息子の琴線には触れなかったらしい。
逆に同時期に追加した情景部品のなかでよく使うのは、こちら▼
サウンド駅はその名の通り音がするのが楽しいみたい。音がする情景部品を持っていないから、余計に楽しいのかもしれないですね。
駅の音や、駅の放送がいろいろ鳴ります。
洗車場は大人から見るとチープな作りなんですが(洗車部分の素材が安いスポンジみたいな感じ)、頻繁に使っています。
車庫もチープな作りで使うのも最初はコツがいるんですが、チープなだけあってお値段も安い。
↑3歳後半くらいから、上下の立体もすごくキレイに作るようになったなあ〜と感じます。
4歳2ヶ月
超横長。
4歳3ヶ月
立体的が過ぎるレイアウトを作成。
4歳5ヶ月
とあるレールを一つ追加したら、広がりがありました。
なぜなら発展性のあるレイアウトが作れるレールだったのです ▼
これも、ある程度自分で作れるようになった3歳〜3歳半あたりで追加しておいたらよかったな〜と。
レールはやはりレイアウトに広がりが出るので、もっと早く買っときゃよかった、って物が正直多いです。。
4歳5ヶ月はやたら作っていたのか、私がたくさん写真を撮っていたのか不明ですがいろいろ作っています。
4歳6ヶ月
空前のコラボブーム。
他のおもちゃと組み合わせることがやたら多かったです。
プラレールにはありがとうしかない
今のところの記録でした。
こうして見ると感慨深いです。息子は今完全に子鉄になっていますが、好きなものがあるのはこんないいものか、と心底思うのです。
プラレールに夢中になってくれるから、家事がはかどったり←
また、私は電車のことなんて全然知らなかったけど、
息子がプラレールきっかけで電車が好きになって、
絵本を息子に読むうちにで私も電車を知るようになって、旅先もはやぶさ・こまちが乗れる地域を探したり、モノレールや新交通システムに乗るためだけのお出かけに行ったり。
服や小物もいつからか電車モノを欲し、電車モノの服と別の服しか手元にない場合「保育園には電車の着ていくから」と家では別の服を着たり(保育園ファースト。やっぱ友達が見るからなのか??)。
「まだ帰りたくない!」とぐずっても「〇〇線乗れるよ」と伝えるとイチコロだったり。
まだ5歳にもなっていませんが、すでに感慨深すぎて涙が出そうになってきました 笑
思い出のたくさんが電車とともにあります。虫が好きになるかな〜と思って保育園バッグは虫のバッグを用意したのに、思いもがけない未来でした 笑。 知らない世界を見せてもらって、きっかけを作ってくれて、今も存分に遊んでいるプラレールには感謝しかありません。
なんだか込み上げてきて湿っぽくなってきましたが、結局買ってよかったものは何か? まとめます。
プラレール、買うなら?
最初に車両を与えて「これは電車好きだな」といった感触が掴めたら、
レールはこちらがオススメ。今も我が家の基礎になっているレールセットです▼
駅が入っているし、いろんな種類のレールが入ってるので発展していきやすい。バラバラで買うより断然コスパいいです。
もし電車好きかどうかわからない場合は、その名の通りベーシックを▼
ユニークさは少々欠けますが、その分価格も抑えられており、ベーシックの名の通り基礎的なレールが網羅されています。
情景部品は、駅は鉄板。上記のセットどちらにも入っているので(ただしベーシックの駅は正直しょぼめ)、
それ以外だと踏切はウケがよいかと▼
作りはチープですが、お値段もチープ。シンプルな作りながら、うまく考えて作られてるなあと思います。
電車が通る様子が外から見れるので楽しいらしいのが、こちら▼
遊ぶときはほぼ毎回使っているイメージ。
レイアウトが子ども一人で作れるようになったら、早めに追加するのがオススメなのはこちら▼
レイアウトの可能性がぐっと広がります。
車両はよろしければこちらご覧下さいませ▼
【プラレールのおすすめ!】1歳半〜2歳に買ってよかった大満足のプラレール車両5選&レールセット
では長くなりましたが、思い出回想が多めにもかかわらず、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
何歳まで遊ぶかわかりませんが、適宜追記して更新していく予定です。
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はやぶさ、こまちに乗るのがメインの目的でした▼