エアトリの海外航空券。特に安くないけど、選んだ理由。エアトリがベストなパターンがあるのです
CMでおなじみの「エアトリ」。
海外・国内航空券やホテル、ツアーなどが予約できるサイトです。
初めての子連れ旅行でボルネオ島に行ったのですが、このとき航空券を買ったのが、エアトリでした。
交通費は少しでも安く抑えたいため、航空券の料金はあらゆるサイトをいろんな方法で検討(もともと旅行会社の航空課に在籍してたので、しつこく調べた)。
結果わかったのは、エアトリの海外航空券は高くはない。でも特別安いわけでもありません。
だけど今回はエアトリを選択しました。
安さにこだわってるのに、最安値じゃないエアトリなの? と思うかもですが、航空券を買うタイミングや条件によっては、エアトリは最強なのです。
本記事では、エアトリ概要、エアトリを使うのがベストなパターンを中心に説明します。
エアトリは国内も扱っていますが、本記事では 「海外旅行航空券」に焦点を当ててお話をします!
エアトリって、どんなサイト?
エアトリ(旧DeNAトラベル)・・・海外・国内の航空券、ホテル、ツアーなどの料金を比較でき、さらに予約もできる旅行の総合サイト
運営会社は東証一部上場企業。エアトリの利用会員は350万人もいる、大変人気のある旅行総合サイトです。
海外航空券は、LCCも含めて一括で検索&比較できます。
・安い順
・直行便だけ
・出発時間帯
などで絞って検索もできるので、希望便を探しやすくて便利です。
エアトリを使いたい状況は、こんなとき!
とはいえ、ほかにも同じようなサイトはあるんですよね。
だけど他のサイトじゃなくて、エアトリを使いたい状況というのがあるのです。
・出発予定日が迫ってるのに、航空券を予約してないとき
・でも日程があいまいなとき
・海外旅行保険はどうしようかと迷ってるとき
・旅行キャンセル保険に入ろうか迷ってるとき
・可能な限りフライトのトラブルは避けたいとき
それぞれ詳しく見ていきます。
1. 日程が迫っているのに、航空券の手配をまだしていない
2. 日程がちょっとあいまい
「出発予定日まで1ヶ月を切ってる」「この辺りで行きたいけど、まだハッキリしない」「だけど飛行機の席は一応キープしておきたい」
こんなときに使いたいのがエアトリです。
日程が近づくと、多くの旅行予約サイトでは、予約確定したら最後。その時点からキャンセル料が発生します。
一方でエアトリは、我々に猶予を与えてくれます。
方法は簡単で、支払い方法でクレジットカード以外を選択すればいいだけ。
すると、「〇日までに入金がなかったら、自動キャンセルになります」との文言が出てきます。
つまり予約しても旅行代金を支払っていないなら、キャンセル料は取られないのです。
しかし注意点として、もしこのまま支払わずにキャンセルになった場合、再度同じ日程で予約を取ろうとしても、空席はなくなっているかもしれないということ。
なので
・日程があいまいだが、席は一応キープしておきたい
・空席に余裕がありそう
こんなときにオススメな方法です。
ただ、時期や旅行方面によって違いもあるでしょうから、全ての状況で使える手とは言い切れません。
また日にちを少しずらして同じ航空会社に重複して予約を入れると(=現地滞在日程に被りがある予約をいくつも入れる)、航空会社に予約記録を落とされたりもする可能性もあるのでご注意を。
ちなみに私はチケットを取ったのは旅行出発の10日前。出発14日前にこの方法で一度キープし、自動キャンセル。このときには日程が固まっていたので、再度取り直しました。
3. 海外旅行保険を迷っているとき
エアトリでは旅行者情報まで入力をすると、「海外旅行保険」の加入するかどうかの提案があります。
このタイミングで保険に加入するか決めなくても大丈夫。
「加入しない」を選択しても、マイページから後で申し込みができるのです。
・海外旅行保険に入ろうかどうか迷ってる
・入るつもりだけど、じっくり他社と料金を比較したい
など、 保険のことは後でゆっくり考えたい! って人に最適です。
考えた末に別にエアトリで保険加入しなくても、何ら問題はありません。
4. 旅行キャンセル保険に入ろうか迷ってるとき
航空券発券後にキャンセルをすると、キャンセル料が結構な金額かかってきます。
航空会社によって料金は異なりますが、大抵は万単位で飛んでいってしまいます。
しかしエアトリには、このキャンセル料を補填してくれる保険があります。
この旅行キャンセル保険(チケットガード保険)を予約とともに加入できるのは、私が現在知ってる限りでは、エアトリとTravel2Be (スペインの旅行サイト。おすすめしない)しかありません。
1〜2人の旅行なら痛手は少ないですが、家族旅行などはキャンセル料は馬鹿になりませんよね。
特に子どもは急に病気になったりしますから、もしもに備えられるのはありがたいです。
私が旅行に行く少し前に家族で海外旅行に行くはずだった同僚がいたのですが、子どもの体調不良でキャンセルをして涙をのんでいたのを間近で見ていたので、検討するようになりました。
5. 可能な限りフライトのトラブルは避けたいとき
「チケットがじつは取れてなかった」「料金だけカードから引き落とされただけだった」
こんな妙なトラブルは、避けたいです。
エアトリの設立は2007年。ネット系の旅行サイトとしては十分な歴史と、利用会員350万人の実績があります。
まず「エアトリに騙された」なんてことは起きません。そもそも詐欺的要素があれば、上場もできませんよね。
また、エアトリは日本の会社。なのでサイトもすべて日本語、当然ですが問い合わせも日本語でできます。
困りごとがあれば言葉の壁なく聞けるし、イレギュラーがあっても連絡は日本語で案内されます。
もちろん航空会社事由のトラブルは、どのサイトで航空券を購入しても避けられません。
しかし、そういった航空会社のトラブルによる返金なども、やはり外国のサイトに比べるとスムーズなのは事実です。 エアトリからの連絡は日本語でくるし、すぐに問い合わせもできる。ネット上に情報も出回りやすいです。
・「チケット発券したはずなのに、チケットがじつは取れてなかった」「そもそもサイト自体が詐欺サイトだった」なんてことがない
・航空会社事由のトラブルがあっても、解決・情報収集がスムーズ
これらの点で、実績ある日本の予約サイトは優位です。
私はDeNAトラベル時代から海外航空券で何回か使っていたこともあり、安心感を持って使えるのがエアトリなのです。
海外のサイトだと、最悪買えてない想定もしてる
少し脱線しますが、安い航空券を探すと、海外のサイトになるパターンが多いです。
私は一人旅のときは初めて見る海外のサイトで買うことが多々ありました。
しかしどこかで「もしかしたらチケット取れてないのかもな」や「空港行ったら、予約ありませんでした、とかだったりして」などの最悪の想定をして空港へ行ってたんですね。
でも一人なら痛手はそんなありませんし、何より一人だとトラブルが楽しかったりします 笑。
しかし今回は子連れの家族旅行。とりあえずチケットだけは取れてないと困る 、ってことで、海外の初めて見るサイトは避けました。
エアトリの、ちょっと気になるところ
このようにエアトリはかゆいところに手が届く一方で、ちょっと惜しい部分もあります。
パーフェクトヒューマンならぬパーフェクトサイトはほぼ存在しないものですが、エアトリの少し気になるところにも触れておきます。
1. サイトが少し使いにくい
旅行の総合サイトなだけあって、海外・国内・ホテルやツアーなどをすべて調べられる反面、情報が多くて少し使いにくいです。感覚的に使いにくいというか。
私は予約したフライトの確認画面などの場所がわからず、慣れるまではサイト内で迷子になっていました。
PC画面の場合、まずトップ画面から「海外航空券」メニューを選択しないことには始まりません。私はそれがまずわからなくて??でした。
しかし、フライトの最安値検索や予約自体はわかりやすいし操作しやすいです。
2. 検索したときと、実際の料金に少し差がある
これは・・・旅行予約サイトあるあるですね 笑。
検索したときの料金よりも、実際払う料金の方が若干高くなります。
この例だと、検索した時の料金は244550円。
しかし実際払う画面になると・・・・
246420円。1870円プラスされています。
なぜこんなことになるのかと言えば、支払い手数料が上乗せされたためです。
もちろんサイトのどこかに書いてあるのでしょう。支払い手数料が別途必要になります、と多分小さな字で 笑。でも検索した時点では、わからないんですよね。
まあでも他サイトではなぜか気づくとプラス数万円上乗せになってたりもあるので(なぜ?)、エアトリは良心的なのですが。
最安値じゃないけど、エアトリがベストなときもある
こんな感じで、エアトリはちょっと惜しいところもあるし、特別格安でもありません。
だけど、ご紹介したエアトリを使いたい状況のうち複数が当てはまるとき、「エアトリがベストだな!」ってなるんですよね。
ちょっと気になる部分なんてかすむくらいに、メリットがあるというのかな。
また、世界中の旅行サイト内で比べたら特別格安ではありませんが、日本のサイトの中では安い方です。
圧倒的な最安値にこだわりがあれば別ですが、もし
・日程があいまいだけどと、りあえず席をキープしたい
・旅行がキャンセルになるかもだから、キャンセル保険を検討している
・日本語でサイトを見たり、やり取りをしたい。安心感が欲しい
などなどご紹介した状況にどれか当てはまるなら、よい旅行予約サイトになるはずです。
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