具体的な内容で行動に結びつく『0円副業のススメ』

『0円副業のススメ 小さなアイデアが収入に変わる27日間マニュアル』(クリス・ギレボー著)がおもしろかったです。

もともとは洋書ですが、訳本にありがちな独特の読みにくさはなく、スラスラ読められました。

読んでる間に、さっそく始めよう! と思わせる本って意外と少ないですが、本書は行動に結びつくような本です。

 『0円副業のススメ』ざっくりした内容

儲かりそうなアイデアを、形にする方法を教えてくれます。

・本業をやめることなく

・多額の資金は必要とせず

・多くの時間も使わず

・経営の知識も不要

でオッケーな方法なので、副業のハードルとしてはは高くない。27日間でアイデアを実行に移せるように導いてくれます。

「短い期間で、本業以外で収入を得られるプロジェクトを立ち上げるための実用書」ですね。

アイデアの生み出し方から、選び方、準備、始め方、収益を得るところまで書かれています。これがなかなか具体的。ちゃんと現実に落とし込めるようになってました。

あなたの収入と保障を増やすお手伝いをする、それが本書の唯一の目的だ。

特徴としては実例が豊富。

そして実際に使えるツールが書かれています。と言ってもアメリカの話なんですけど、だからこその良さがある。アメリカのwebサービスを知れたり、日本にはまだないアイデアのヒントをもらえますから。

本書では「サイドハッスル」と言いまくっています。何それ? と思うかもですが、ニュアンスは少し違えど、ここでは “副業”と思っておけば問題ありません。

 人生を楽にする。苦労を増やすものにしてはいけない

副業というと、空いた時間でコンビニや飲食店でバイトなどはよく挙げられますよね。

もちろんそれもいいですよね。確実に収入になるし、手軽です。

ですが、本書でいう“副業”の根本的な考えとしては

「収入を増やし、選択肢を増やして、つまりはより自由になるもの」という位置付け。

サイドハッスルは、あなたの人生を楽にするためのものであって、苦労を増やすものにしてはいけない

なのでただ収入を得るためにバイトをしよう、という方向性の副業ではない。

・1回限りの収入ではなく、繰り返し収入が発生する

・手間やお金があまりかからない

これらのアイデアが、本書で言う「サイドハッスル」的には良いアイデアということです。

また、「最初のうちは初心者のアイデアで構わないが、ある程度まできたら上級者のアイデアへと移行していくべき」とも。

例>>初心者のアイデア:ウーバー(個人間配車サービス)でドライバーをする

   上級者のアイデア:他のウーバードライバーを指導する

これが、しんどくならない考え方です。

もはや鉄則? よく言われること

関連本などでよく目にする話も書かれています。複数回目にした内容なので、もはや鉄則なのでしょうね。

例えばですが

「サービスを提供する相手を、徹底的に具体化する」

「多くの人に向けてではなく、一人に向けて書く」

「コピーライティングには数字、ポジティブな感情を引き出す言葉を使う」

「大事なのは“ストーリー”」などなど。

ほかにも「なぜ今このサービスが必要なのか」を訴えかけるためのテクニックなどもありました。

これらは広告を見てると本当に使われているので、効果があるのでしょう。消費を促す広告の裏側を垣間見れます。

感想:アイデアが整理された

『0円副業のススメ』で個人的に何がよかったかというと、頭が整理されて、やるべきことがハッキリしたことです。

以前からボヤッとしたアイデアがいくつかあったのですが、「アイデアを比較してランク付けするための方法」「独自の良さ、難題を検討する方法」 が載っていたのでこれを機にやってみました。

するとなるほど、最初にやるべきことや、やりやすさなどがわかってきたんですね。捨てるべきものも判明し、優先順位もつけられたので、すっきりしました。

心に刺さったのは

探しているのは、ただ面白そうなアイデアではない。利益が見込めるアイデアだ。

どうやってそれを作り、市場に出すつもりなのだろう? あまりにも規模が大きく、経費のかかる事業ではないだろうか?

アイデア実行までの道筋がシンプルか

なぜ響いたのかといえば、頭にボヤーッとした大枠のアイデアはありながら重い腰を上げられなかったのは、いくつか上記に該当してたからなんです。

起業するならまだしも、副業なのに「わりと壮大なこと考えてたな・・・」と現実に引き戻してもらえました。

ワクワクする本

 と、得るものの多い本でした。なんかやる気が出るんですよ、そしてワクワクするんです。

「顧客をワクワクさせよう」と書かれていたので、まさにギレボーさんの思うツボになってて「やられたり・・」って感じは否めませんが 笑。

次から次へとサイドハッスルを始めよう

必要なのはがんばりすぎることではなく、賢明な働き方をすること

サイドハッスルは、完璧に準備ができたと感じる前に始動せよ

確信がないなら、とにかく始めてしまえ

 こんな感じで鼓舞されます。

ここだけ見ると自己啓発本ぽく見えるかもですが、実用書です。

行動がすべて 

著者が言うように

サイドハッスルは行動がすべて! 

準備が完全に整っていなくても、あなたのアイデアを世に出していこう。その結果を見て、必要ならば再編や改良をしていけば良い。

そう、結局は、とにかく行動すること。

どんなに良い実用書を読んだところで 自分が行動しなくては、何か始めなければ何も始まらないんですよね。

著者のクリス・ギレボーさんの人生のテーマは

「自分が望む生き方をしながら、同時にほかの誰かを助ける」というものなんだそう。

訳者の中西さんのあとがきによれば

「何かに制約されず自分の望む道を貫きつつ、ほかの誰かを助ける生き方」。

この考え方はビジネスを成功させる一番の近道で、自分のやりたい仕事ゆえ情熱を傾けることができ、人(顧客)を助ける、あるいは喜ばせること(モノ)を提供すれば、商売もうまくいく。

副業いえども、成功しているサイドハッスルの実例はどれもこのビジネスの基本をきっちり押さえています。

いわゆるアルバイト以外で何か副業したいなあと考えているなら、何かヒントが本書に落ちているかもしれません。

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