ひまわりの種の魔力とその食べ方。わたしは、気がつけば7時間も食べていた
ひまわりの種の魔力はすごい。
私はひまわりの種と出会ってすぐにハマりました。その日は気がつけば7時間もポリポリ食べ続けてしまって、虚無に包まれたものです。
本記事では、
・ひまわりの種の魅力
・食べ方
・7時間食べ続けた日のこと
これらを紹介していきます。
ひまわりの種の魅力
ひまわりの種は楽しい。
ひまわりの種は暇つぶしにうってつけ。
そう、味そのものもおいしいのだれど、それ以上に食べる過程が暇つぶしになって、その上楽しさがあるんです。もはやエンタメですね。
カッ! パラッ、ポリ。
すぐに食べられないのがいいんです。
殻を割らないことには、中身にたどり着けない。初心者ならば殻を割るのが上手になる時間までもがエンタメになるのです。
上手に割れるようになってからも、楽しくて気持ちいい。
そしてゴミも出ない(=土にかえる)のがストレスにならないし、一粒一粒が小さいし、お腹もそうそういっぱいにならない。そしてナッツなので食べまくっても罪悪感がない。
食べてる間は、思索にふけってもいいし、ボーッとして頭を柔らかくしてもいいし、食べる行為に集中してもいい。
ポテチやせんべい、チョコレートなどを食べるのとは別のよろこびがあり、別の脳内環境になっている気がします。
数粒じゃひまわりの種のうまさはわからない
さて、ひまわりの種をあなたが食べ始めたとします。
でも数粒でやめちゃあいけません。
ひまわりの種のうまさは、大量に食べることでわかるのですから(7時間も食べるのはオススメしません)。
最初は殻をむくのがめんどくさいかもしれない。1粒食べたら「こういうもんね」とわかった気になるかもしれない。
だけど楽しく甘美な世界は、その先に待っていることを、ここに強調しておきたいと思います。
最低でも10粒ほどは食べてもらえると、ひまわりの世界が見えてくるはずです!
ひまわりの種の上手な食べ方
ではここで、ひまわりの種の食べ方をお伝えします。
と言っても食べ方に決まりはないので好きに食べるのがよいと思いますが、効率よく食べたくなったら参考にしてみてくださいね。
1. ひまわりの種を縦にして持つ
画像のように種の外枠を人差し指と親指でつまみます。
2. 上下の歯で殻を割る
この状態のまま、種を口に持っていきます。そして種を上下の歯で噛み、殻を割ります。中の種まで噛まないように、力を調整して。
すると殻が割れて、中の種がピコッと出てきます。
3. そのまま中身を食べる
慣れてくると、割れた殻と種を片手で持ったまま、種だけを口に入れることが可能になります。
このように、例えば中国のようにひまわりの種を日常的に食べている国では片手で食べるのが通常です。
でも、上手に効率よく食べられるようになるには、時間がかかります。最初は片手では少々難しいので、両手で持って殻を歯で割っていくとよいかなと思います。
慣れてくると両手で食べるのが面倒になって、自然と紹介したような片手での食べ方をマスターすることでしょう。
おすすめのひまわりの種(食用)
おすすめは「洽洽」というブランドのひまわりの種。
タイなどの近隣諸国にも輸出されていて、他国でも人気があります。市販のものなら洽洽のひまわりの種が私の中では一番!
ひまわりの種といえど、実はいろいろな味があります。洽洽の商品もしかり。甘く味付けがしてあったり、いろいろ。
この中で一番のおすすめは「洽洽原香瓜子」!
クセがなくて、ちょっと塩っけがあって、シンプルでおいしい。
ひまわりの種が初めてなら、洽洽原香瓜子は激推しです。
そしてひまわりの種好きがいろいろ試して一周回って戻ってくるのも、結局はコレじゃないかと思ってます。やっぱりシンプルですからね。飽きないのです。
ひまわりの種を食ってたら7時間経ってた話
私の話をさせてもらうと、あれは中国・雲南省に滞在していたときのこと。
信号待ちしていたとき、近くにいた女性からひまわりの種を「ほら食べなよ」ともらったことにより、ひまわりの種のうまさに開眼。
「こんなうまいもんを今まで知らずに生きてたなんて人生損しとったわ」とその足で市場とお店に出向き、あらゆる種類のひまわりの種を購入しました。
翌日遅く起きた私はこれといった予定がなかったことから、ベッドの上でボーッとひまわりの種を食べ始めました。
最初は手で殻を割りながら。次第に両手で持ち、歯を使って。どんどんレベルアップし、最終的には片手でリズミカルにスイスイと食べられるようにまでなったのです。そしてふと窓に目をやると、陽が落ち始め、夕方になっていました。
そう、私はひたすらひまわりの種を、7時間も食べ続けていたのです。
気づいたときは驚きと虚無でいっぱいです。その翌日は、種の食べ過ぎでアゴがやられていて口を満足に開けることができず、食事を満足にとれない事態にまで陥りました。
何もしなかった日よりもさらなる「今日1日、何やってたんだろ・・・」感が半端ない一日。でもそんな休日も、長い人生のうちの1日や2日はあってもいいと思うんですよね。
その後もひまわりの種熱は冷めやらず、色々なひまわりの種を試し、生のひまわりの種(炒った種がすぐ食べられるもの)を購入し、自分で炒るまでに至りました(成功したことない)。
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