二槽式洗濯機の使い方。簡単・シンプルに解説
二槽式洗濯機の使い方をご紹介します。
ここでは、我が家が使っている日立の二槽式洗濯機(PS-H45L形)の取扱説明書をもとに解説します。
二槽式洗濯機は作りがシンプルなので、どのメーカーのものでも使い方は基本的に同じだと思われます。
二槽式洗濯機の使い方
大まかに分けて、4つ手順があります。
1 洗い(約8〜10分)
↓
2 脱水(2〜3分)
↓
3 すすぎ(2〜3分)
↓
4 脱水(3〜5分)
時間は目安。
汚れ具合や洗濯物の種類などによって、適宜お好みで変えましょう。わからない場合や、好みがない場合は上記時間でOK。
では簡単に一つずつ見ていきます。
手順は大まかに分けて4つ
1 洗い(約8〜10分)
洗濯槽に水、洗剤、洗濯物を入れる。洗濯タイマーを回し、「洗い」をスタート。
8〜10分ほど洗ったら、排水する。
【汚れ落ちを良くするには】※興味があればオススメの方法
まず低水位で水と洗剤を入れ、洗濯槽を回して(洗濯時間を2分にセットするとよい)、洗剤を溶かす。その後さらに給水、そして洗濯物を入れる。低水位で洗剤を溶かすと泡立ちが良くなり、その泡によって汚れ落ちがよくなる。
2 脱水(2〜3分)
洗濯物を脱水槽に移し、内蓋をして2〜3分脱水。
このとき洗濯物を平らにならして内蓋をしないと、脱水槽がうまく回らずガッコンガッコンと音を立ててしまう。
また、やらなくても構わないがこの脱水後、さらに「脱水予備すすぎ」を行うと、次の工程である「すすぎ」の時間と水を節約できる。
脱水予備すすぎをすると、洗剤をより取り除けるからだ。
【脱水予備すすぎ】※やらなくても大丈夫
脱水後、脱水槽のフタを開けて約1分給水。給水を止めたら、再び1分脱水する。
3 すすぎ(2〜3分)
すすぎには、2つの方法がある。「ためすすぎ」と「注水すすぎ」だ。
【1 ためすすぎ:節水になる】
洗濯物を脱水槽から洗濯槽に移す。
洗濯槽に水を注いで水をため、洗濯物を入れて2〜3分すすぐ。すすぎが不十分なら、排水してからさらに同様に1〜2回すすぎを繰り返す。
もし念入りにすすぎたい場合には、「注水すすぎ」がよい。
【2 注水すすぎ:念入りにすすぎたいとき】
注水すすぎ・・・水を流しながらすすぐ方法。水量を使うが、念入りにすすげる。かつて二槽式洗濯機を使っていた家庭は、注水すすぎが主流だったようだ。
水を注いで水をため、そのまま給水を続けつつ、洗濯物を入れて7分すすぐ。
※脱水の過程で「脱水予備すすぎ」をしていたら3〜5分でOK。
【メモ】
すすぎに使った水は、次の洗濯に使えるので排水する必要はない(節水)。
4 脱水(3〜5分)
洗濯物を再び脱水槽に移し、3〜5分脱水する。
おわりに
説明書などを読むと複雑そうに見えますが、
洗う⇨脱水槽に入れて脱水⇨再び洗濯槽に移してすすぐ⇨再度脱水槽に入れて脱水
をしてるだけで、二槽式洗濯機自体の作りもシンプルなので慣れてしまえばカンタンでお手入れもラクです。
ちなみに二槽式洗濯機は、パワフルに洗ってくれる分、全自動やドラム式に比べて洗濯物がからまりやすいです。
もし洗濯物からまりが気になれば、こちらの記事をどうぞ。
>>二槽式洗濯機で洗濯物がからまって困る! を解消する2つの方法
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クリーニング屋さんが書いた本に触発されて、洗濯を見直し、洗剤選びから始めました。クリーニング屋さんも二槽式洗濯機を使うことがあるそうです ▼