コンタクトレンズ用の精製水の使い方。コンタクトケアであまり使う機会はない

コンタクトレンズ用精製水をたまに薬局で見かけます。
どんなときに使うのでしょうか?
洗浄液(オプティフリーやレニューなど)が地味に高いので、もしかしたら「コンタクトレンズ用精製水」で代用できるのでは? と希望を見出し、使い方を調べ、さらに複数の企業に問い合わせもしました。
結果、希望は見事打ち砕かれました。
結果から申し上げますと、現在では、ソフトコンタクトレンズのケアにおいて、あまり使う機会はありません。
コンタクトレンズ用精製水の使い方

コンタクトレンズ用精製水は、ソフトコンタクトレンズのすすぎ液、保存液の調整のために使います。
え、何それ? と思ったそこのあなた。
それもそのはず。
現在ソフトコンタクトレンズのケアといえば、オプティフリーやレニューなどの消毒やすすぎ、保存まで1本で完結できる商品が主流ですよね。
むしろそれ以外のケアってあるの? と思う人も多いと思います。
しかし、ひと昔前のコンタクトレンズケアといえば、煮沸消毒でした。
消毒や保存など、現代よりもはるかに手間がかかり、自分で錠剤を溶かして、液を作っていたりしたのです。
そのときに必要だったものこそが、コンタクトレンズ用精製水でした。
現代では使う機会は、ほぼない
つまり昔のコンタクトレンズケアには、コンタクトレンズ用精製水が必要だった。
一方、現在主流のケアのなかで精製水を使うことは、一般的にはありません。
ただ当時の名残(もしくはお客さんで昔ながらのケアをしてる人がいるなど)で、今もなお取り扱っているメーカーや店舗があルノです。
昔ながらの方法でコンタクトレンズのケアをしている人以外は、コンタクトレンズのケアにはコンタクトレンズ用精製水は使わないということです。
精製水だけでコンタクトレンズの消毒や保存などはできない
さて、コンタクトレンズ用精製水を見かけて「洗浄液のオプティフリーとか高い。安くできないかな? コンタクトレンズ精製水? え、100円? これ使えばいいのでは」と私と同じように思った方はいませんか。
これはタブーです。
コンタクトレンズ用精製水のみでは、オプティフリーなどの洗浄液のように消毒・すすぎ・洗浄・保存もできない。何よりやってはいけません。
なぜか?
コンタクトレンズが変形してしまう原因になります。
何より一番危険なのは、精製水では消毒ができない。消毒をしていないコンタクトレンズを使ってしまうと、目に重篤な症状が出る可能性があるのです。
とにかく、オプティフリーやレニューの代わりには絶対にしてはいけません。危険です。
洗浄液は安くはありませんが、1本で消毒や保存までできるなどそれなりの理由があるということですね。
精製水の使用期限は短い。余ったときの用途
最後に、つい買ったけど使い道がなくて余ってしまった場合は以下をご参考ください。
精製水は殺菌成分など入っていないピュアな水。
開封時に雑菌が混入すると微生物の増殖の可能性が高いので、開封後の使用期限は約1週間です。
なので使い切れずに余ることは多いと思います。そんなときは
・スチームアイロン用の水として
・加湿器・加湿吸引用の水として
・バッテリーの充電液として
・プレ化粧水として
・手作りの化粧水として
などで使えます。
“コンタクトレンズ用”と書かれてはいますが、結局は精製水なので。











