1歳未満がおすすめ! 世田谷で赤ちゃん泣き相撲に参加したよ
こんにちは、ヨシタカです。
息子が10ヶ月の頃に「泣き相撲」に参加しました。
時期になるとニュースで放送される、赤ちゃんが泣いたら万々歳というアレですね。
息子本人はどう思っているか不明ですが、泣き相撲、親目線からは大変楽しかったです!!
もちろん女の子も参加できますよ。
泣き相撲について、そして実際参加したレポート、申し込みの仕方などを中心にお届けします。
泣き相撲って、何?
土俵で力士に抱かれた赤ちゃんがウェーンと泣く姿を、テレビで目にしたことがある人は多いのではないでしょうか。
赤ちゃんに関する行事なのはわかりますが、一体どんな意味があるのでしょう?
泣き相撲は赤ちゃんの健康と成長を祈願する日本の伝統行事です。赤子の泣き声が邪を祓った故事を由来とし、四百年以上の歴史を有します。
(引用:一心泣き相撲公式サイト)
また、神社で行われるものには氏神に対する、新しい氏子の披露、という意味もあるのだとか。
先に泣いたら勝ちなの?
相撲と名がつくのならば、先に泣いた方が勝ちなのでしょうか。
勝負は相手よりも先に泣いた方を勝ちとするもの、逆に負けとするものと地域によって異なり、本来は勝敗に関係なく大声で泣かせる事に目的があったと思われる。(中略)両方ともに泣いた場合は声が大きい方の勝ちとなるが、勝負がつかなかった場合はそこで引き分けとなる。
(引用:Wikipedia「泣き相撲」)
地域によって勝ち負けの判断は異なり、とにかく泣けばオッケー! といった感じですね。
我が家が参加した泣き相撲は、勝ち負けは決めずに両方泣くまで行うやり方でした。
では、ここからは時系列でレポートします!
境内に特設された受付に行く
我々が参加したのは、世田谷区・駒繋(こまつなぎ)神社の泣き相撲。
東急東横線の祐天寺駅から、坂道ありの道を徒歩で20分ほど。
行きはタクシー、帰りは歩きでしたがタクシーでも歩きでも、神社と駅までの道は少々迷いました。
ちなみに神社付近にはタクシーが見当たらなかったので、帰りにタクシーを利用するなら手配しておいた方が無難です。
境内で特設された受付にて、事前に郵送で受け取ったチケットを渡し、参加費を払い、カブトや番付表などをもらいます。
カブトは手作り。
番付表には事前に登録した四股名(しこな)が記載されています。
【参加費】:開催場所によって異なりますが、我々が参加した駒繋神社の参加費は13000円。だいたい13000〜15000円が多いようです。
ベビーカーは控え室前に置きました。ベビーカー率高め。
控え室にてお着替え
受付後は控え室へ行き、相撲をとるための服(ほぼハダカですね)にお着替えします。
化粧回しが大量に置いてあり、好みのをチョイス。しばし迷います。
おむつ一丁になり、カブト、化粧回しを着用。
神社でご祈祷
お着替えが終わったら、神社でご祈祷してもらいます。
ちなみに我々はご祈祷することをすっかり忘れ、そのまま土俵前に直行。名前が呼ばれるのを待っていました。
しかし待てど暮らせど順番が来ない。おかしいと思って受付の人に聞いて軌道修正しましたが、結局参加するはずだった回よりも30分遅い回に参加することに・・・(笑)
受付したときに説明を受けてたのですが、ちゃんと聞いてなかったのがたたりました。
教訓:誰かが説明しているときは、ちゃんと聞く
土俵で大いに泣く。泣き相撲スタート!
さて、いよいよ本日のメイン「泣き相撲」の始まりです!
息子の出番まで、しばしほかの赤ちゃんたちの土俵を見学。
それぞれの赤ちゃんが力士に抱かれ、ハッキョイノコッタ!
「おりゃ〜!! そい! おいや〜〜〜!!」
と赤ちゃんの体をビューンと揺らしつつ、何かしらの声とアクションで赤子をビビらせます。
「ふ・・・ふぇ〜〜〜ん!!」「ウエエーーン!」
エッ、か・・・・!!かわいいっ!!!!
ふだん赤ちゃんが泣いてるといくばくか平常心が乱れますが、このときばかりはもう「かわいい」の感情だけ。
見てる人々もニコニコ。みんな好々爺って感じになってました。
個人的な感想ですが、ハーフの赤ちゃんは揃いも揃って全然泣かない傾向が。何人かいたのですけど、全員肝が座ってるのでしょうか。
あまりにも泣かないんで、力士、行司さん3人がかりでものすごく努力と創意工夫をしつつ泣かせてました 笑。
なんて見ていたら、ついに息子の四股名が呼ばれました。
息子は泣き虫なんで、簡単に泣くだろうと思ってたのですが
早くも父親が力士に息子を手渡すときにはすでに泣き始めており、
土俵に入ったときには、スタートの合図より先に一人で泣いており、始まったら始まったで、さらに行司さんや力士さんがおどかしてくれるので
さらに泣き、見事に予想通り泣きまくり、1分の土俵での戦いとなりました。
息子は泣いてるんですけど、我々観客側は大笑いでしたね〜。いやあおもしろかった(親は)。
息子を抱いてくれた力士さんが、姿形が福の神みたいでありがたかったです。
すごくいい顔だと思いませんか!
泣き相撲の動画バージョンに興味があればこちらをどうぞ。公式HPの動画です↓
参加費が13000円だったので、料金見たときに一瞬迷いましたが参加してよかったです。赤ちゃん行事ですし、我々夫婦もおもしろかったのと、同行した私の親も喜んでいたので(赤ちゃんは?)。
やっぱり特別な日っていうのは、気持ちが晴れ晴れして気分も特別になりますね〜。
四股踏み・太鼓・記念手形
さて土俵から降りたあとも、イベントは続きます。
まずは「赤ちゃん力足」。力士の方が赤ちゃんを抱っこして四股を踏み、神前に奉納します。
泣き相撲での四股踏みは、まだ定着していない赤ちゃんの魂をその体にしっかりと定着させるための所作と伝えられていて、四股を踏むことで健康に丈夫に育つよう祈願します
引用:一心泣き相撲
さらに次は太鼓の上に。
赤ちゃんに背伸び太鼓の上に乗ってもらい、太鼓の音で成長を祈願します。太鼓叩いてどんどん どんどん大きくなると言われています。
最後は、記念手形を取ります。記念手形と、カブトは持ち帰りオッケーでした。
受付してから、ここまででしめて1時間半くらいだったと思います。
(※間違えて待ちぼうけていた時間を抜いた合計時間)
さて、泣き相撲からあとは、ずっと泣いてる息子。さすがにショックが大きかったのかな、今夜は夜泣きかな・・・なんて覚悟しましたが、ふつうに夜は寝てました。
ちなみに次の日もケロッとしてふだん通りの様子で、一安心。
泣き相撲の参加方法
さて、泣き相撲の参加方法は、主催によって違います。
ここでは、我が家が参加した「一心(いっしん)泣き相撲」についてお伝えしますね。
一心泣き相撲実行委員会が開催している泣き相撲には、いくつか特徴があります。
- 神社でご祈祷
- 1対1で取組をするが、勝敗はつけない。元気に泣くことが大事
- 力士が赤ちゃんを抱っこして四股を神前に奉納
- 赤ちゃんに背伸び太鼓の上に乗ってもらい、太鼓の音で成長を祈願
- 記念手形
これまでご紹介した内容は、「一心泣き相撲」で参加した場合の内容、ということですね。
カメラマン撮影の写真を購入できる
プロのカメラマンと思しき男性が当日撮影をしていたのですが、公式のカメラマンだったようです。
後ほど指定URLにパスワードを入力すると、撮影した写真を見ることができ、そして希望すれば購入ができる仕組みもありました。
見れる期間・購入期限があるので希望であれば、早めに購入しておくと安心ですね。
我が家は撮影写真をチェックしたものの、余裕こいて後回しにしていたらいつのまにか期限が切れてましたので。。
泣き相撲に参加するときの持ち物
一心泣き相撲の場合に限ってですが、カブトや化粧回しは用意されているので、衣装に関しては何も必要ありません。
赤ちゃんとお出かけするおむつや着替えなどのいつものグッズに加え、タオルや、もし肌寒い場合に備えておくるみなどあると安心かなと思いました。
また神社などの蚊が多い場所、日がよく当たる場所での泣き相撲に参加するなら、UVや虫除け対策もあれば安心かもしれません。
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1歳未満で参加するのがおすすめ
一心泣き相撲の場合、参加できるのは
・首が座った生後半年〜2歳半までの赤ちゃん
としています。
ただ私個人の意見としては、1歳未満がオススメかなと思いました。
我が家は10ヶ月で参加しましたが、それくらいになると少しずつ本人がいろいろなことがわかってきていることもあり、もうちょっとボーッとしていた小さい頃の方が、反応なども含めてもしかしたら親子ともども、より楽しめるかなと感。
まだいろんなことがわかってないくらいがベストな気がします。
ちなみに浅草寺で行われている泣き相撲に参加できるのは、1歳までの赤ちゃんなんですよ。
もし興味があれば、一心泣き相撲への申し込みや、開催場所は公式HPをご覧ください。すべてネットで完結できるので、便利です。
おまけ:駒繋神社帰りのランチ
もし駒繋神社の泣き相撲に参加して、帰りにランチをするなら祐天寺駅から徒歩2分の「来々軒」は子連れにおすすめです。
営業時間 11:30~21:30(14:30~17:00は準備中)
定休日:火曜日
偶然入ったお店なのですが、ベビーカーでも入れました。我々の他にも赤ちゃん連れが2〜3組。
回転テーブルとセットになってるイスを退かし、ベビーカーを置かせてくれました。
なので抱っこしながら食事せずに済み、また店内もざっくばらんな雰囲気で快適。
チャーハンが妙においしかったです。
詳細はこちら>>食べログ「来々軒」
おわりに
この記事を書いている現在は、参加してから約10ヶ月経っています。
しかしながら、これまで赤ちゃんとのあれこれはいろいろありましたが、今もなお泣き相撲は印象が非常に濃い。
それに、親戚や親が未だに泣き相撲の話をするので、それぞれ特別感があるのでしょう。
赤ちゃんの行事はたくさんありますが、泣き相撲は振り返っても「非日常感」が強くて、ワクワク感が格別にあったなあと思います。