小岩井農場まきば園に3歳子連れで行ってきた。子連れで遊びやすいが、想像よりもだいぶ小さいと思ったのは私だけか

梅雨に行ったのでシーズンじゃなかったからか、それともコロナ禍だからか。

小岩井農場そのもの自体は広大だけど、一般に開放されている=ウロウロと遊べる敷地は思ったよりも小さめだな、と思ったのは私だけなのでしょうか。

もしくは、私が色々まわり切れなかったからなのか。

事前にネットで情報を見ているとすごく広大で1日いても遊び切れないほどなのかと想像していたのですが、思ったよりもこぢんまりとした印象の小岩井農場まきば園でした。

とはいえ、子どもはたくさん体を動かして遊べました!

>>小岩井農場まきば園(公式ホームページ)

では、3歳子連れで行ってきましたので、レポートします。

盛岡駅のロータリーからバスに乗り、小岩井農場まきば園にいざ出発。30分ほどバスに揺られると、到着します。

ロッカーは入場口より前にある

まずロッカーは、入場口より前にある、タクシー・バス待合所の中の奥の方にあります。

大きめのロッカーもありました。

ゲートを抜けたその先は、絶景が広がる

入場料大人1人800円を支払い(子どもは4歳以下は無料)、入り口をくぐると眼前にはパーッとひらけた気持ちのよい景色が広がります。

いい景色!

写真スポットらしく、この牛はベンチっぽくなっており座って撮影をする人々を多く見かけました ▼

この広場は何もないからこそ、駆け回って遊べるのがいいですね。

入り口近くは、赤ちゃんサポート系があって心強い

入り口を入った右手には「まきば園管理センター」や軽食屋、自動販売機、トイレなどがかたまっています。

授乳室や、女子トイレにはオムツを替える場所や幼児の男の子用の立ち便器も備えられていて、家族連れが使いやすくなっています。

授乳室はもう少し先に進んだ「まきばホール」という場所にも備え付けてありますが、授乳やトイレなどまずはこの入り口近くで済ませてしまうと、後々ラクかと思います。

遊べる部分は、視界に入るイメージ

さて、先ほどの入り口すぐの広場を見るとすごく広いような気がするんですけど、体感としてどのくらいの大きさだと感じたかと申しますと、以下の地図の赤く囲った部分がありますよね。

ここは軽食屋やアクティビティが集まる場所なのですが、ここら辺がパッと一瞥するとすべて視界に入るかな〜、というくらいの広さでした。

>>小岩井農場マップ(PDF)

小岩井農場って全国に名が轟いていますから、ものっすごく大きなところを想像していたんですよ。

で、実際かなり広大らしいのです(帰りにタクシーで通った道の左右も小岩井農場の土地で、昔は人も多かったので農場内に学校までもあったらしい byタクシーの運転手さん)。

ですが、一般に開放されている部分・・上の小岩井農場マップになっている部分ですね、ここはそんなに広くないなあと個人的には思いました。

牛舎や羊や森での体験遊びをできる場所を含めれば広いのかと思います。

でも、ショーの時間などを気にすることなくフラフラと自由に遊べる、アクティビティや遊具や広場などがある部分は、ディズニーランドのウエスタンランドくらい、新宿御苑の4分の1くらいのイメージでしょうか(伝わりますか・・?)。

勝手に静岡の伊豆ぐらんぱる公園くらいの規模を想像していたこともあって、小さめだなあと感じました。

>>【関連記事】伊豆ぐらんぱる公園は正直高いけど、子どもが小さければ無料エリアで十分楽しめる・・と思う!

▲ 子どもたちがこの辺でお弁当を食べていた

平日ということもあり、近くの小学校や幼稚園の子どもたちがピクニックにきていたのですが、まさにそれに適した感じの規模や雰囲気といいましょうか。

今回我々は、旅行の一環でこちらを訪れました。

メインは旅館だったので小岩井農場まきば園にガッカリはしませんでしたが、例えばディズニーランドのための旅行のような感じで「小岩井農場まきば園のための旅行」だったら、正直なところ少し悲しみがあったかもしれません。

とはいえ、平日だったのでアクティビティに限りがあったのと、コロナ禍なのでふだんとは様子が違っただけかもしれないですけどね。

アクティビティはいろいろお休みだった

ホームページの「遊ぶ」に記されているちびっこボートやちびっこトレイン、UFOカーなどは動いておりませんでした。

そもそもスタッフの方がその場におらず、時間帯の影響かコロナの影響かは不明・・下の写真が該当する場所なのですが、稼働が見られませんでした▼

ウソみたいだろ・・・稼働ゼロなんだぜ・・ 

前日、落雷で停電があったそうなのでそれも影響してるのかな?

まあ一つ一つ遊ぶのにお金がかかるので、動いてなくてちょっと安心したりして・・笑

無料の遊びエリアにて大いに遊ぶ

無料で遊べる遊具がいろいろある、公園のようなエリアがあります。

ここで3歳息子は大いに楽しんでおりました。

日陰から遊ぶ息子を眺める

動物との触れ合い:ポニーに乗れる・・・が乗らない息子

動物をたくさん見れるかなと思っていましたが(牧場を想像していたため)、さほどいませんでした。牛舎には牛はたくさんいましたけどね。

動物とのふれあい系は、ポニーの乗車が営業していました。

12:00〜13:00はポニーたちが休憩中

ぜひ息子に乗ってほしかったけど、怖がって乗らず。

また、「まきばのホール」という室内ではウサギやポニーが数匹いて、見学したり、数に限りはありますがエサをあげることもできます。

ウサギは楽しそうに見ていたので、やっぱり3歳の子どもからすると、ポニーは大きくて驚くのでしょうかね。もともと怖がりなのがポニーに乗れない一番の原因だと思いますが。

ソフトクリーム・・・

牧場のソフトクリームが大好きなので、小岩井農場まきば園のソフトクリームも牧場のアイスと同じような味がするに違いない! と、よろこび勇んでこちらの「ラーメンショップ」にてソフトクリームを購入。

気合いも何もない普通の、それはそれは普通のソフトクリームで悲しかったです・・・。泣ける。牧場でも農場でも何でもないですよこのソフトクリームは! 

このソフトクリームを食べるのだったら、後述する飲むヨーグルトや牛乳、ジェラートを全力で推します!!

入り口近くの軽食コーナーにてお昼

さて気を取り直して、お昼です。

夜は旅館のご飯なので軽食で済ますことに。軽食とはいえ楽しみ!

入り口近くの軽食店に入店。それなりに賑わっており、活気や明るさに満ちていました。

ピザやポテトを注文。

さらに小岩井農場育ちの牛乳や飲むヨーグルトを購入。

おいしかったです! 先ほどのソフトクリームを買うくらいだったら、絶対にコッチ!!

ジェラートも売っていました。

先ほどのソフトクリームを買うんだったら、絶対こっちのジェラートです! 味が違う、満足感が違います(しつこい)。

上丸牛舎ライナーで牛舎エリアへ

さてまだ牛を見ていないので、歩きでも行けるのですが、入り口近くのインフォメーションセンター横から出ている「上丸牛舎ライナー」に乗り(片道100円)、牛舎へ行くことに。

運転手の方がちょっとしたガイドもしてくれます。

確か、10〜15分に1便出ていたかと。

オリジナルと思われる音楽が車内に響き、おもしろみがありました。下車後もしばらく音楽が頭の中をこだまします。

子どもは乗り物に乗りたがっていたので満足そう、私もラクで快適でした。

牛舎の建物が圧巻。素敵でした。

牛舎を2つ見学。乗り物ではご満悦だった息子は、外から牛を見てるだけなのに牛の鳴き声にビビって大人にしがみついて離れず。

牛舎の中から見学できる場所ではさらにビビって中に入ってくれず、怖がりすぎる息子にビビります。

雌牛がいる牛舎では、何というか本当に「生産現場」なんだな、という気持ちに。

私がちょうど妊婦なこともあって、雌牛を眺めていると様々な気持ちが去来します。

遊歩道(素敵な道なはず)があるので、そこを通って入り口の方面に戻れるのですが(徒歩約15分)、暑さでヘバッて、また上丸牛舎ライナーに乗車して戻りました。

一番後ろの席からの眺め。牛を見た後なだけあって、断然ドナドナな気分

一番後ろの席は、外を向いて座れるようになっていてより楽しかったです。

小岩井農場まきば園を去る

バス・タクシー待合所

結局、3時間半くらい遊びました。

個人的な感想にはなりますが、小岩井農場まきば園はそれだけのために遠方から遊びにくるところというよりは、近所にあったら、年パスを買って公園代わりにしょっちゅう遊びに来たくなるような場所でした。

入園料も800円ではなく300円くらいの方が妥当に思えましたが、まあコロナ禍だったし、平日だったし、私もまわりきれてもいないので、異論はあると思われます。

旅館に直行のため、雫石タクシーに送迎をお願いした

ともあれ子どもが体を使って、自然の中で動物をときに眺めながら遊べたのはよかったです!

そうそう、帰りのタクシーで、運転手の方が「あれが岩崎家の別荘だよ」と教えてくれ、岩崎家の富をいろいろと想像して胸熱になりました。

おしまい

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