SL大樹(たいじゅ)に2歳子連れで乗ってきた。転車台やグッズも見もの! マニアじゃなくても大興奮

栃木県を走る東武鉄道のSL大樹(たいじゅ)に、子鉄の2歳の息子を連れて乗ってきました。

乗ってから半月以上経った今も、息子は蒸気機関車の音マネと、「ポーッていってて、大きくて、すごかったねー」みたいなことを未だに話してくれます。

乗るだけでも楽しいですが、ほかにも諸々見所があったので、あわせてご紹介します!

私自身は列車にまったく詳しくないにもかかわらず、ワクワクがすごかったです。

ちびっこも大人も大興奮! カッコよすぎるSL大樹

2017年夏に栃木県での運転を開始した蒸気機関車(SL)大樹。もともと北海道で走っていたSLで、約半世紀ぶりの復活だそう。

運転区間は、東武鬼怒川線の下今市駅〜鬼怒川温泉駅間の12.4㎞。

所要時間は、片道約35分です。

運行は土日が中心で、1日あたり上り下りそれぞれ3便走ってます。

約1000円で乗れるお手ごろ蒸気機関車

SL大樹は、お値段がお手ごろ。

下今市〜鬼怒川温泉間を、約1000円で乗れる蒸気機関車なのです。

大人:760円(座席指定料) + 251円(乗車料)=1011円

小児(小学生):380円 + 130円(乗車料)=510円

子どもは、0〜6歳までの小学校入学前なら無料です。

東京からのアクセスもイイ!

東京からのアクセスもよく、便利です。

新宿や浅草から特急リバティや特急スペーシアに乗れば、2時間ほどで下今市駅に到着します。

東京から下今市駅へ、出発しんこう!!

我々は10時浅草発の特急スペーシア「きぬ」に乗り、SL大樹に乗車するため下今市駅へ。

大人一人約2800円なり。大樹は安いけど、行くまでにかかる。。

スペーシアに乗れてごきげんな息子

しかし2歳息子は子鉄。スペーシアに乗れて大変よろこんでいた。

転車台に展示、グッズ。見どころ満載の下今市駅

とにかくあらゆる窓が大きい下今市駅

11:39着のスペーシアは、時間通りに到着。

ふと車窓から下今市駅を見ると、人生初のSLのお姿がチラリ!!

下今市駅には「転車台」があり、1日に3回、転車台に乗るSL大樹を見ることができる。

(引用:公式HP

転車台とは、SLの向きを変える装置のこと。

11:40の転車シーンを見たくて、11:39着に下今市駅に到着する特急列車に乗ってきた。

・・・のだが、出口を間違えたりしてバタバタと転車台に向かった頃には、

▲・・・あれ、いない。

▲すでに車庫に引っ込んでいた。

▲車庫はガラス張りで、中を見られる。人々が働く姿も見られた。

転車シーンを見るつもりなら、時間ぴったりに向かうとあまり見れないのかもしれない。

さて、我々が乗るのは、12:50発のSL大樹3号。

(引用:公式HP

下今市駅に着いてから、SL大樹3号に乗るまで約1時間あるので、正直「ひまかな〜、時間もて余すかなー」と思っていた。

が、その逆で時間がもっと欲しかった。

1時間あるのに、慌ただしくバタバタしてゆっくりできなかった。

というのも、昼食を食べたせいもあるが(⇦多分これが時間なくなった主な原因)、下今市駅にはいろいろ見どころがあるのだ。

・転車台

・車庫にいるSL見学

・転車台広場をウロウロ

・展示館(無料)

・SLグッズが売ってる売店

・下今市駅内をウロウロ

今思い起こせば、こんなことがしたかった。しかし我々は、駅弁を食べていたらほぼ何もしないうちに出発時間に・・。

下今市駅はSLの復活に合わせて昭和レトロにリニューアルしたそうで、実は正直期待していなかったというか「昭和レトロね・・」なんて斜に構えていた部分があったのだが、なんか思ったよりも感じがよかった。

▲まず駅弁を買うのにウロウロ迷ってしまったのだが、ホーム内の売店に売っている。

売店は小さいが、飲食物以外にもSL大樹グッズが売っていて、心踊った。

▲「SL大樹 日光埋蔵金弁当」1350円(税込)。スプーンがシャベル型で、持って帰れる。

SLの形をした大きめの駅弁もあったが、予算と荷物になる関係で断念。

▲テーブルとイスが置いてある休憩スペースがあり、ここで駅弁を食す。窓が大きいので、ここからも電車が見られる。

▲同じ空間に、「鉄道むすめ」さんが。立体版もご鎮座。

▲その娘さんの横に、こんな遊びものが。「SL大樹 投炭体験機」。

子どもたちがこぞって遊んでいた。息子はメンタルが豆腐なので、ほかの子どもたちが群がっているところに行けなかったのだが、皆楽しそうに遊んでいた。

大樹に乗る前に一瞬、展示館に寄る。

ジオラマ。列車が動く

もう大樹がホームに来ているので、誰もいない。

▲展示館の窓からは、車庫がよく見える。

SL大樹、出発しんこう!!

(引用:公式サイトフォトギャラリー

そんなこんなで、ホームに着いたらすでに大樹は来ており、人々が群がり盛り上がっている。

バタバタしながら大樹に乗り込む。

今思えば、大樹がホームに来るのを見たかった。

時間に追われて半ばパニックで訳がわからないうちに乗ってしまい、乗車前に大樹を思う存分味わえなかった。

「もう来てる! うわ、SLカッコいい! え すごい人、おおーカッコいい〜〜(乗り込みながら)」って具合。乗車前は一瞬しか見なかったけど、カッコいい! 鉄道マニアじゃないけれど、興奮する。

そして出発!!

ホームから関係各人が手をたくさん振ってくれる。なんかめでたいし平和である。

車内はレトロな感じだった。わざとレトロなんじゃなくて、本当に年季が入っていて渋くてしびれた。

とものすごくワクワクしてきたのもつかの間、息子が客車に入った途端「こわい、こわいよ〜」とギャン泣き。

え。あんた好きやん、列車。え。半分乗り鉄だったよね。。?

ギャン泣き止まらず。

ポッポーの音にまず驚き、また人が群がっていて普通の電車と違う雰囲気を察知したからか、めちゃめちゃ泣いとる。。

とりあえず席を離れ、なだめるがまだ泣いている。アテンダントさんたちがあやしてくれ、そして電車カードをくれた。

一枚じゃ泣き止まず、計3枚もくれた(ありがとうございます)。

たださすが怖がりでメンタルがもろすぎる息子、まだ泣いていたが、時間の経過とともに落ち着き始め、席に戻ることができた。

ちなみに我々が乗った客車(3号車)は満席ではなく、少なすぎでもなく、程よく乗客ごとにスペースが空いていてちょうどいい人の入り具合だった。

席は、指定席。

チケットは乗車日の1ヶ月前から発売開始になる。

購入や予約は、インターネット、東武線各駅、旅行代理店、電話からできる。

>>SL大樹購入方法

私はインターネットで買った。たしか出発の1週間前くらいだったろうか。

座席は蒸気機関車に近い座席にしたかった。

(引用:公式HP

が、そこは満席。

一方で3号車は空席が多く、余裕で取れた。やはりみんな考えることは同じなのだ。

SL大樹は、移動手段というよりも観光列車の側面が強い。というか観光列車だ。

だからなのか、走るスピードはゆっくり。

景色をゆっくり見れるけど、ものすごく速いSLにも乗ってみたい。暴走機関車。

アテンダントさんも色々説明してくれる。走行時間は短いが、車内販売もある。そして外を見ると、町の人々が手を振ってくれる。野球少年たちがとくにおもしろかった。

▲乗車すると、記念乗車証(左)とアテンダント通信(右)をもらえる。

▲記念乗車証を6枚集めると、オリジナルコインがもらえるキャンペーンをやっていた。

さらには写真も撮ってくれる(後ほど欲しい人だけに販売 1200円)。写真自体は小さい普通のサイズだが、オリジナルのフォトフレーム入りだ。

・・・・なんてしてる間に、ほんと〜〜〜にあっという間に目的駅に到着。

この青い色もステキっ!!

我々は終点の鬼怒川温泉駅の1つ手前、「東武ワールドスクウェア駅」で下車。

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そしてその後、普通列車で鬼怒川温駅まで行き、一泊。

▲宿のミニSL大樹に乗ってご満悦の息子

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鬼怒川温泉駅には、誰もが見れる転車台

翌日の日曜日は、SL大樹4号に乗って下今市まで戻る。

(引用:公式HP

・・・の前に、前日見られなかった転車シーンを見るのだ! 

13:40のを見るために、今回は10分前にはスタンバイ。

▲鬼怒川温泉駅前にある転車台。でかい。

▲お、現れた!!

▲どんどん近づいてくる! たまらん!

▲ッポーッ!!!

▲黒くてステキーっ!!

息子も食い入るように見ている。乗らなければ君は泣かないのかい。

ちょっとしたショーのよう。アナウンスや説明もあるし、乗務員さん達は手を振ってくれる。

しかし余裕って大事である。帰りはたくさん写真が撮れた。行きは時間に追われており、あわあわしていたのが写真の枚数でよくわかる。

ホームに行くのも、余裕を持って行ったので、ホームで佇む大樹もしっかりと見れた。素晴らしい。

▲ポッポー!! と鳴らしてくれた。息子は目の前で鳴るのを見たので、よほど印象的だったようで半月以上経った今も、ふとした時に「あのねー、大樹、ポッポーって」とこの時の話をする。

蒸気機関車のすぐ近くの客車は、もくもくが楽しい

帰りの大樹は空いており、1週間前にインターネットから購入した時も、蒸気機関車のすぐ後ろの客車の席をゲットできた。

当日も空きがあり、転車台でのアナウンスでも「空きがあるので買えますよ」と言っており、実際乗ると、結構スカスカだった。

SL大樹4号の記念乗車証

最初、行きでSL大樹に乗るから帰りは普通の電車でいいかな〜と思っていた。

が、やはり2回目も乗ってよかった。

というのも、息子も慣れて落ち着いていたので楽しんで乗れていたし、私自身も1回目はあわあわしていて目を白黒させてる間に到着していたため、2回目でようやく心から大樹を楽しめた気がした。

だから、もし私のようにあらゆることが時間ギリギリになりがちな人やアワアワしやすい人は、行きも帰りも乗るとゆっくりと楽しめるかもしれない。

帰りの大樹ではアテンダントさんの説明も耳に入ってきて「ここの家のおじさんはいつも手を振ってくれるから、見ててください」「あ! おじさんだ!」とちょっとした名物おじさんを見れたり、地元情報が何気におもしろかった。

そうそう、大樹グッズだが、鬼怒川温泉駅にも売っている。

SL大樹の「ふかふかシール」を購入。そして大樹くつ下と、プラレールも母に買ってもらった。

鉄道グッズって、マニアでもないのになんでこんな欲しくなるのか不思議である。

鉄道に詳しくなくてもSLは楽しく、そして駅弁やグッズも心踊る。

息子も母も喜んでいたし、本当に行ってよかった。SLを復活させてくれた東武鉄道さんに感謝である。

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