言葉が出始めた赤ちゃんに。「うーん」「すぽん」の音が楽しい絵本『おててがでたよ』

おそろしいほどにかわいい子どもを描く、林明子(はやし・あきこ)さん著『おててがでたよ』。

我が家の息子は現在1歳9ヶ月。

悪戦苦闘しながら服を着る(?)子どものセリフにキャッキャと笑い、イラストのマネまでします。

絵本「おててがでたよ」の内容

すっぽりかぶった衣服から、あかちゃんが手を出し、頭を出し、足を出しという進行の中で、あかちゃんがからだの部分に出会っていくたくまずして巧みな絵本。(引用:福音館書店

年齢:0歳〜

まずは手が出て、頭が出て・・

こんな風に物語は進んでいきます。

さすが林明子さんの絵本、子どもの絵柄が大変愛らしい。さらにこの絵本は、セリフにも特徴が。

手が出るときには「ぱっ」

頭を出すときには「ぬうー」

かわいすぎ

顔が出たら「ばあー」

随所に子どもが反応する音が、タイミングよく差し込まれます。

「おかお、あんよ、おめめ、おくち」などの身近な言葉も、わかりやすい文章とともに出てくきます。

「うーんうーん」と悪戦苦闘する子どものこんな表情。林さんの絵本ではなかなか珍しいですね。

子どもの絵柄は大変愛らしい一方で、色味は大人っぽく、センスを感じます。

子ども向けの絵本などはカラフルなのが多いので、『おててがでたよ』の色味は子どもにとっても、珍しいのではないでしょうか。

子どもの反応

大人が読んでもかわいくてほのぼのする一方で、子どもの反応も抜群にいいです。

テンポがよく、題材も身近だからか集中してよく見られるようです。

「あれあれあれ」「ぱっ」「ぬうー」「ばあー」「あれれ」「うーんうーん」「すぽん でたー」

の言葉に盛り上がる。

とくに「ぬうー」「ばあー」「うーんうーん」「すぽん」は声を出してキャッキャと笑って楽しそう。

「おてて」が出てきたら手を、「あんよ」が出てきたら足を触りながら読み聞かせるうちに、単語を覚えたもよう。

言葉が出始める頃に読み聞かせると、すぐに口にしてマネするので、単語の習得にもよさそうだと思いました。

「これでみんなでてきたね おててに あたまに おかおに あんよ」

という最後の言葉は、まさに単語の総おさらいにもなります。

口コミをチェックすると、多くのお宅で盛り上がってるようです。

何度か読んであげているうちに、すっかり気に入ったようで、最初から最後までじっと絵を見ながら聞いています。今では「うーん、うーん」の場面で、一緒になって「ん〜」と絵本の赤ちゃんそっくりの表情でうなりながら聞いています。娘のそんな様子に家族で感動!じじばばの家に行って読んで見せたりして、娘の反応を披露しています。(娘8ヶ月)

↑なんと我が家もまるで同じことをします。「うーん、うーん」と言いながら同じ表情と同じしぐさをするもんで、これを見たいがために読み聞かせてると言っても過言ではないような・・・

手や足や頭をなでながら、この本を読んでいくと、反応が大きくなってきた。手や足が服から出たときに「ぱあー」と言いながら読み聞かせをしていたら、1歳をすぎると、着替えるときに、手が出ると「ぱあー」と言うようになった。嬉しそうに何回もこの本を眺めている。買ってよかったなあと思う本のひとつ。(息子4ヶ月の頃から読み聞かせ)

「あたま」「おてて」など身体の部分の名称を楽しみながら覚えられます。「あたま」で自分の頭をぽんぽんしたり、「おてて」で手のひらをひらひらさせる姿はとてもかわいくて、買ってよかったと思います。(娘1歳)

(引用:amazon『おててがでたよ』)

やはり「うーんうーん」や「ばあー」など、音に近い言葉が子どもウケがいいようですね。楽しい。

わかりやすくてリズムがいい絵本

「服を着る」身近な題材で、こんなに楽しい気持ちになるなんて。

なんだかワタクシ、「日常って、素晴らしいじゃない??」と急に気持ちが盛り上がってきました。

日常を切り取ってた絵本という作品この世にあってよかった・・・!(盛り上がり最高潮)

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