ハーフ・ウェイスト・ホームに行き着きたい 【その6】

家ごみ半減計画、絶賛実施中です。
前回>>ハーフ・ウェイスト・ホームに行き着きたい 【その5】
DAY15 豆腐を買いに
お豆腐は、次こそはと入れ物を持って購入。

これを皮切りに、お豆腐はずっと入れ物を持って購入するようになりました。お豆腐は頻繁に買うのでよくごみが出ていて、かさばるので地味にストレスでしたが、かなりスッキリ。
お豆腐屋さん、ありがたい。なくなると困るので、どんどん買いに行きたい。
油揚げもこのお豆腐屋さんで買うようになりました。
ちょうど揚げている最中に出くわすことが多く、「作ってる人の顔がわかる安心感」を身を持って感じます。その土地に住んでいる人が、その土地で作って、売ってる。あらゆる意味での安心感が湧いてきました。
この油揚げがすごくおいしくて、夫には特に油揚げの購入場所を伝えてないのですが、すぐ「この油揚げはすごくおいしいけど、買う店変えた?」と。わかるもんなんですねえ。
DAY16 肉は肉屋で

肉はもともと専門店で買っていました。
というのも、スーパーで買うとトレイが付いてくるのでそれが面倒だったからです。
オーケーストアは肉をトレイではなくラップやビニール袋らしいですが、それが人気らしいですね。トレイがないからラクだと。
スーパーでも、効率化最前線の方々の場合、あらゆる包装を剥ぎ取ってから袋詰めをしていたりしますよね。お肉のトレイもしかり。ということはほとんどの人はトレイを面倒だと思ってるのかもしれない。
お肉屋さんでお肉を買うと、トレイがないのはもちろんグラム買いできるのも利点です。いろんな部位もあるし、おいしいし。肉は肉屋でなるべく買いたい。
DAY17 劇的な変化はない

しかし、ごみの量でいうとまだそんなに減っていない。
肉は専門店、お豆腐、味噌も専門店で入れ物を持参して買うようになった。揚げ物を買うときも入れ物を持参。
しかし劇的な変化は見られません。
やはり、生ゴミか。
DAY18 備長炭生活、始めました

ところで、最近備長炭を生活に取り入れました。
これは『プラスチック・フリー生活』の影響です。
本書の飲み水の話の中で、「日本の備長炭がオススメ」の記述がありました。
プラスチックに頼らないナチュラルな浄水方法でいちばん気に入っているのは、日本の備長炭。
炭には自然の解毒作用が備わっていて、多孔質なので汚染物のイオンを吸着できる。水道水の塩素の除去には最適で、鉛、水銀、カドミウム、銅なども除去できる。逆に、カルシウム、マグネシウム、カリウムは水に戻してくれる。(引用:『プラスチック・フリー生活』)
備長炭は浄水作用があり、最初の2週間くらいはミネラルも出してくれるので、ミネラルウォーターになるらしい。

しかも備長炭は炊飯の時に入れるとご飯がおいしくなったり、他にも消臭剤になったりと浄水作用を失った後にもたくさん使い道があるそうで、メリットしかない。
しかも楽しい。すごく楽しい。
たまにお手入れ(煮沸消毒)すればまた使えて、3〜4ヶ月持つのもいい。自然に還るところもいい。
備長炭に夢中になりそうな予感しかしません 笑。
DAY19 生ごみ対策
色々変えてみたけど、目を見張るほどのごみ削減の変化を実感するには生ごみ対策・・具体的にはコンポストを始める必要がありそう。なんて考えていたある日。
年末がやってきました。
年末はごみ収集が少しだけストップしますね。
私が住んでいる地域では、燃えるごみに関しては週2回→週1回の回収に。
冬とはいえ、生ごみが1週間もごみ箱にあるのは快適じゃないなあと少々モヤモヤ。「1週間ごみを出せない」という制限が現実に降りかかったため、初めて生ごみに対して本気になりました。
私は料理が苦手(正確に言うと興味が持てない)なうえに面倒くさがりです。なので今まで大根、にんじん、かぶ、生姜などは皮をむかずに、そのままで使っていました。
しかし家庭を持ち、子どもと夫が皮を嫌がるのでむくのようになったのです。皮に気づくなんてすごくないですか? 私、皮付きだろうがなかろうが気づかないんですが・・笑。
で、ピーラー使うのも怖くて包丁でむくんですが、指を切るのに怯えているので、皮をむくと分厚い皮が見事にできあがります。でも、自分なりにできる範囲で頑張ってたつもりだったんですが、本気じゃなかったんでしょうね。
今回年末のごみ制限で追い詰められたら、夕飯を作った際、これだけしか生ごみが出ませんでした。

キャベツを添えたしょうが焼きと、大根メインのお味噌汁を作った際の生ごみ。感動です。
コンポストよりも前にできることがあった。
大根の皮は、干しました。
DAY20 野菜を干す
最近、干し網を導入しました。
まだ導入したばかりで本格稼働はしていないんですが、これもまた楽しい予感しかしない・・・。
もともと干し野菜を作ってみようと購入したものです。
しかし年末年始のごみ収集のお休みに追い詰められ(←大げさすぎますが 笑)
「生ごみになるものを欲しておけば、いいのでは?」と、みかんの皮や大根の皮を干してみました。
冬なので生ごみの悪臭はほぼないですが、水っぽさが気になっていたんです。ごみ箱に水っぽいものがあるのが快適じゃないし、濡れてるごみはごみ処理にコストがかかります。
干してみると、冬なので乾燥が早い! その上縮んで小さくなるし、水分が抜けて軽くなる。
コンポスト導入よりも前にできることがありました!
しかも楽しい!
コンポストは住まいによって導入のしやすさにバラつきがあるので、もろもろ調べていたのですが、
「野菜の食べられる部分をなるべく生ごみにしない→むいた皮は干す」
なら、かなりハードルが下がります。むしろゲームみたいで楽しい。
また一つ、生活の中に楽しみを見つけてしまった・・・。