90年代のりぼんっ子が、あの頃読んでたりぼん以外の少女漫画9選

90年代のりぼん全盛期にもれなくりぼんっ子だった私だが、りぼん以外の少女漫画も読んでいた。

ここで紹介する漫画は、当時私だけでなく周囲のりぼんっ子たちもこぞって読んでいた漫画ばかりだ。

もしかしたら地域的な流行りもあるのかもしれないが、概ね全国的に同じような感じではなかろうかと予想している。

試し読みができる作品については、「▶︎▶︎試し読み」というリンクを置いた。登録なし&無料で、ある程度まで試し読みができる。興味があればのぞいてみるのがオススメだ。

りぼんっ子が90年代に読んでいたりぼん作品は別記事にまとめた。>>【90年代】りぼん全盛期。あの頃みんな読んでた!なつかしのりぼん漫画まとめ

1. 「きんぎょ注意報!」猫部ねこ

そこの誰かさん、準備そろそろオッケー?

都会ノ学園から田舎ノ中学に転校してきたお嬢様・千歳と、田舎ノ中学のわぴこ、あおいちゃん、秀ちゃん、また空飛ぶピンクのきんぎょ、ぎょぴちゃんを中心に物語が展開していく、学園ギャグ漫画。

作風はまさに「ドタバタギャグ漫画」といった感じだ。主人公は実質、わぴことぎょぴちゃんだろう。

田舎と都会の違いや、都会ノ学園と田舎ノ中学のちょっとした争い(?)、破天荒な田舎ノ中学の校風や生徒たちが笑いを誘う。ウシやニワトリもよく登場する。

私の場合、アニメでどハマりしてその後漫画を読んだ。きんぎょ注意報の場合はアニメ派だった。漫画の方が少し大人っぽい。

焼きそばパンを知ったのはきんぎょ注意報のおかげで、「ポテチ」という言葉を使い始めたのもこのアニメの影響だった(それまでは「ポテチ」なんて単語知らなかった)。

みーこちゃんという友人がいたが、それもきんぎょ注意報で登場するネコが「ミーコ」だったからだ。それまではみーちゃんだったのに、きんぎょ注意報の影響で彼女はあだ名まで変わっていた。

当時はきんぎょが飛んでいたりウシが不良だったりに対して疑問を感じていなかったのに、「なんでわぴこは髪の毛がピンクなんだろう?」と非常に不思議に感じていた。

とにかく、明るく楽しい気持ちになるギャグ漫画だ。

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2.「水色時代」やぶうち優

心がヒリヒリ痛くなる、水色時代

小学校6年生〜中学生の、子どもでもなければ大人でもない時代の物語。ふつうの女の子、優子が学校で過ごす日々の生活を丁寧に描く。

友達との些細な出来事や、小さなモヤモヤ、芽生え始める恋心など女の子のあの年齢特有の「あるある」がぎっしり詰まった作品。

私がこれを読んだのが小6の頃で、この頃読むにはあまりにリアルで、優子の気持ちや状況がわかりすぎて心がヒリヒリしてあまり読み進められなかった。

小学校高学年の女子の特有の空気感があまりに上手に表現されていて「なんでわかるの?」と不思議だった。あの頃の独特な心情や出来事が現実味がありすぎて、漫画だとは思えなかった。漫画だけども。

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3.「こっちむいて! みい子」おのえりこ

コミカルにていねいに日常を描く

小学生のみい子は明るくて楽しい女の子。みい子を中心とした登場人物の日常を、明るくコミカルに描く。友人のまりやユッコもいい味を出している。

ちなみに「こっちむいて!みい子」はなんと2019年の現在も連載中。長寿漫画である。

先に紹介した「水色時代」と同じような年頃の女の子の話だが、テイストも内容もまるで違う。ギャグ漫画に近いと言える。

絵が安定していて上手で、物語も大変丁寧である。

明るく、また健気に過ごすみい子たちに大変好感を持つだろう。登場人物もそうだが、漫画そのものにスレた部分が見つからない。教科書に載せてもいいくらいの健やかさがある作品だと思う。

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4.「あずきちゃん」木村千歌/秋元 康

素朴な恋の物語

主人公のあずきちゃんが小5〜中学生までの物語。転校生の勇之助くんを好きになったあずきちゃんの、恋のお話。

素朴な絵と素朴な恋。学校や周囲の人物たちの行動が妙にリアル(あるある! と思わず言ってしまう)。あずきちゃんを見てるとヤキモキしたりもするだろうが、全体的にほっこり感が漂う。

改めてチェックしてみると、原作が秋元康だった。我々のエンタメ生活には、昔から知らないうちに秋元康が介入していたのかと驚いた。

なぜ秋元康は「あずきちゃん」のような原作も書けるのだろう。やはりどこか乙女なのか。不思議である。

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5.「ふしぎ遊戯」渡瀬悠宇

友情・恋に心揺さぶられる壮大な異世界ストーリー

中3で受験生の明るい主人公・美朱(みあか)と、親友の唯(ゆい)。二人はひょんなことから図書館の禁止区域にある「四神天地書」という本を開き、そして本の世界に吸い込まれてしまう。

その世界は古代中国のような異世界。そこで鬼宿(たまほめ)と出会い・・・。

壮大で、ザ・異世界に誘ってくれるファンタジー。一方で中3受験生の現実の世界も味わえる。恋、友情、誤解、親との関係、あらゆる要素が詰め込まれ、吸引力のある漫画だ。壮大ななかにも、ギャグ要素があるからかサクサク読める。

私は「ふしぎ遊戯」を十数冊友人から手渡されたその日、まさに寝食を忘れて一気に読んだ。

大人っぽく刺激が強い部分もあるが、さほど抵抗なく読める。

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6.「亜未! ノンストップ」北川みゆき

アイドル同士のノンストップな恋物語

16歳の亜未は、誰もが振り向くようなキュートな女の子。ひょんなことからアイドルの望に恋をして、少しでも近づくために芸能界入りをする。もともとスター性があった亜未は瞬く間に人気に。アイドル同士の恋の物語。

おませな友人が貸してくれた漫画。小学生が読むには少し刺激があるかもしれない。ザ・少女漫画でキラキラまぶしいストーリー。亜未がかわいい。

タイトル通り展開がどんどん進む、まさにノンストップな漫画と言えよう。

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7.「ミラクル☆ガールズ」秋元奈美

超能力を持つ双子のちょっとだけ不思議なストーリー

中学生の双子、松永ともみと、みかげ。ともみは運動神経抜群で穏やか、みかげは運動はまるでダメな秀才で、おまけにわがままで勝気と正反対の二人。

じつは二人には超能力があり、少しだけファンタジーな日常を送る少女たちの物語。

遅刻しそうなときなどテレポートを使ったりと、超能力はささやかな場面で使っている印象。どちらかといえば、超能力よりも「双子」であることをうまく生かした話である。ギャグでもコミカルでもなく、かといってシリアスでもない少女漫画だ。

後半は少々話が日常よりも壮大になっていくが、超能力そのものよりも、恋や、双子の絆に焦点を当てている。

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8.「赤ちゃんと僕」羅川真里茂

小学生の僕と、赤ちゃんと。いろんな人間の物語

通称「赤ぼく」。

母親を亡くした小学生の拓也は、パパと2歳の実(みのる)と3人暮らし。実の世話に追われる拓也の話を中心に据え、パパ、近所の人々、同級生のそれぞれ抱える事情と日常の物語。

1話目は明るくない始まり方をするが、全体的には明るく笑える話が多く、またやさしい気持ちになる漫画だ。

基本的には1話完結なので、どこから読んでも楽しめる。主人公は一応拓也だが、話によってメインの人物が変わる。あのご近所さんにはこんな事情があったのか、パパの過去はこんなんだったのか! クラスメイトのあの子は、悩みがあったのか、などなど、あらゆる世代の人間物語が興味深い。パパの会社の場面や、同僚の話まで出てくる。

個人的にはパパとママの出会った当時の話がとても好きだった。これは1話完結ではなく数話あるのだが、ぜひ読んでほしいと思う。

小・中学生の頃に読み込んだ漫画であるが、今ちょうど2歳児がいるのでまた違った目線で読めるので時を経て違った味わい方ができる。

というかなぜ2歳児の世話をする小学生の話に、子どもたちが引き込まれたのだろう。まあただ単純に話がおもしろかったのだが(あと拓也かっこいい)、不思議な魅力がある漫画だと思う。

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9.「動物のお医者さん」佐々木倫子

獣医学部の学生たちのシュールな日々

H大学の獣医学部を舞台に、主人公のハムテルと、飼い犬のシベリアンハスキーのチョビ、そしてちょっとズレた友人や教授陣などが繰り広げるシュールな世界観の漫画。漫画とはいえ、動物たちはリアルな絵柄で描かれる。

少女漫画ではないような気がする。うん、多分違う。

佐々木倫子の漫画は、誰の追随を許さない独特の間や、おもしろさがある。作者自身が書いた明朝体の字であったり、独特としか言いようのないキャラだったり。でありながら理系大学院卒の女性が就職に苦労したり、ラボの問題であったりも描かれ妙にリアルだったりもする。

当時世間的に人気を博したことが物語っているとおり、老若男女に愛される漫画だろう。

色恋沙汰もないし、熱さもない。淡々と独特のリズムを刻んでいる。

読んだことがない人は、一度目を通してほしい。こんな漫画はそうそうない。

勢いやパーッとした明るさがある漫画ではないのに、読んだ後は明るい気持ちになる。楽しくなる。

▶︎▶︎試し読み

おわりに

最後に、この中から私吉高がで読み込みまくっていた漫画を挙げていく。どれか1つくらい読もうかなと思ったら、よかったら選ぶアテにしてもらえればと思う。

・きんぎょ注意報(←これは漫画よりもアニメにハマっていたのだが)

勢いあるギャグ漫画を読みたい人に

・ふしぎ遊戯(止まらなくて一気読みした)

ファンタジーな少女漫画を読みたいときに

・赤ちゃんと僕

あらゆる人の人生に思いを馳せたいときに

・動物のお医者さん

一味違った笑いが欲しいときに

とくに「赤ちゃんと僕」と「動物のお医者さん」は大人こそ読みたい。推しだ。

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