アメリカ発のねこの絵本。『ねこがいっぱい』は最後のページを子どもが待ちかねる
題名通り、ねこがいっぱい出てくる絵本『ねこがいっぱい』。
現在1歳9ヶ月の息子がしつこく・・いや楽しそうに何回も最終ページをめくります。
『ねこがいっぱい』は、アメリカの絵本を翻訳したもの。
日本での発売は1986年ですが、アメリカではなんと1947年(!)。本場では70年以上前から読まれているのですね。
しかしまったく古さを感じない。むしろ初めて読んだとき、イラストが現代的だと感じたので、最近出版された絵本かと思ったほどです。
絵本『ねこがいっぱい』の内容
犬とねこは、あかちゃんがはじめてであう一番身近な動物です。大きいねこ・小さいねこ・ふとったねこ。のびやかに描かれた楽しいねこたちが次つぎに登場。(引用:福音館書店)
年齢:0歳〜
大きいねこ、せいたかのっぽのねこ。
言葉にぴったりのイラストが、飽きのこない洗練された構図で配置されています。
“大きいねこ”なんて、大きすぎてページに収まりきれない大胆構図で登場です。
また翻訳された方のセンスもいいのでしょうね、言葉のテンポもよく、子どもが退屈する隙がありません。
〇〇なねこ、〇〇なねこ・・・と「形容詞プラスねこ」の読み聞かせが続くので子どもの2語の獲得にも一役買いそうな予感です。
子どもの反応
息子は表紙と同じ「ふとったねこ」がお気に入りのもよう。
「あっ」と言いながら指をさします。
最初は図書館でこの絵本を借りたのですが、最終ページの手前がこんな感じで下部分が補強されていました。
読み始めてすぐに理由が判明。
息子が、テープで補強されている部分を持って勢いよくめくるのです。それも何度も何度も。
多くの子どもたちが同じことやってるんだなあと 笑。蓄積でとうとう破れて、補強する流れになったのでしょうね。
このページのあと「にゃーお」で絵本は終わりになるのですが、子どもがハマる要素があるようで、本当に何回も何回もやるんですよね。
ビラッ、「にゃーお」、ピラッ、「にゃーお」、ピラッ、「にゃーお」・・・(以下永遠に続く)・・
口コミをいくつかピックアップしてみますと
もうすぐ1歳になる子どももお気に入りで、最後の「みんないっしょに
にゃーお」のところでは、子供と一緒に声をあげて、親子で楽しんで
います。
動物好きな1才3ヶ月の息子に。
いろんな猫が出て来て可愛い絵本です。単純な絵本ですが、息子はキャッキャッ笑って喜んでくれます。
0〜2才向けの絵本です。(引用:amazon)
1歳8・9か月。猫好きなので。絵と簡単な文章と。
さっと読める。どの猫もかわいい。
最後に全猫がそろっていて、一つひとつ指さしして、
確かめている。
にゃーおとないて終わるところも好き。(引用:楽天ブックス)
息子もそうですが、口コミを眺めていると、大人も子どもも最後の「にゃーお」が大好きなようです。
身近なねこの楽しい絵本
本物のねこと、イラストのねこを同じ「ねこ」として認識するのって、ちょっと不思議。どうして同じ動物だと子どもってわかるのでしょうね。
ねこが出てくる絵本は数多くありますが『ねこがいっぱい』はねこの絵本の中でもとくにおすすめ。
1歳前後〜(出版元は0歳〜と記載してます)楽しめるはずです。
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