新生児の育児がつらい。寝ない、泣きすぎる、母乳トラブル・・・一番キツかったときの話と、その対策

息子は現在2歳近くになりますが、これまででダントツで新生児時期がつらかったです。

物事に対して「つらい」とあまり感じないよねと度々言われてきたタイプでしたが、入院中も、家でも泣きました。

・なんで赤ちゃんが泣いてるのかわからない

・泣き声がつらい

・赤ちゃんがとにかく寝ない。ギンギン

・ずっと抱っこでキツい

など理由はいろいろありますが、とにかく毎日がしんどくて、次の日が来るのが怖かった。

新生児育児がつらすぎる人はいないものかとググりまくりましたがほぼヒットせず「自分だけなのか」「私に原因があるのか」とさらに落ち込んだり。

新生児は今だけ、楽しんでと言われても絶対無理だったし、そんな余裕はないし、いつかラクになると言われても、「今」の対策が知りたいと思っていました。

もし同じように「新生児育児つらすぎる」という方がいたら、「ほんとそうだ。つらすぎる。あなただけじゃないよ、そしてつらくなくなる日はもうすぐだよ」と一人一人訪問してまわりたいくらいです。

状況も赤ちゃんの個性もそれぞれですから、一概には「これをすればラクになるよ、解決するよ!」とは断言できないのが心苦しいですが、どれか一つでもお役に立てることがあればと、ここに新生児期の体験と対策を記します。

つらかったこと1:赤ちゃんがなんで泣いているのかわからない

とにかくよく泣く赤ちゃんだった

つらすぎてもしかしたら思い出がオーバーになっているかもですが、寝てるとき&授乳時以外は泣いているような赤ちゃんでした。

出産直後から、夫曰く「4時間泣きっぱなし」(⇦さすがにこれはオーバーでは・・笑)。入院中は、毎朝新生児室に預けた赤ちゃんをぞろぞろお母さんたちが迎えに行くと、一人、二人赤ちゃんの泣き声が聞こえるのですが、泣いているのは必ず息子。

ほかの赤ちゃんはお腹いっぱいになって穏やかにスヤスヤ寝ているのに、泣いて帰ってくる息子を見ると絶望的な気分になりました。

泣き声がつらい

何より「赤ちゃんの泣き声」によってメンタルと体力を徐々に削られていった気がします。

泣き声を聞くだけで、もうドッと疲れる。

いやー赤ちゃんの泣き声ってよくできてると思いました。つらいから、なんとかしたくなるというか。

余談ですが夫はそうでもないらしく、男女差があるのかもしれません。

泣きすぎて心配

あまりにも泣くので、次はどんどん心配になってきました。「なんでこんな泣くんだろう?」「病気?」「うちの子だけでは?」

出産するときに、予定日過ぎても生まれなかったので陣痛促進剤を使用したのですが、しまいには「まだお腹でゆっくりするつもりだったのに、急にこの世に出されたからびっくりして泣き続けてるんじゃ・・」なんて本気で度々考えてました。

対策:泣いている原因を知り、救われる言葉を読む

なんで泣くのかわからず、調べまくりました。

そして調べて理解しているはずなのに、何をしても泣き止まないと再び疑問でいっぱいになり、何回も同じ回答を読み返す日々でした。

ということで、調べた結果や、救われた記述を以下に共有します。

【赤ちゃんが泣く理由】

・お腹が空いた

・おしっこがしたい

・うんちがしたい

・眠い

・暑い、寒い

・「うちの子はほかの子よりよく泣く」と思っていませんか? たくさん泣くようになってきても大丈夫。健康な赤ちゃんでも1日5時間泣くこともあるのです。心配しないでくださいね。

・赤ちゃんは理由もなく泣くこともあります。大半の赤ちゃんの泣きは、次第におさまっていきます。

(出典:自治体から配布されたプリント。監修:藤原武男)

「うちの子はよく泣くと思ってませんか?」に激しく同意、「思ってまーす!」と何回心の中で大きな返事をしたことでしょう。

お次は、長く読み継がれる名著『育児の百科』より。何回も「赤ちゃんが泣く」に該当するページを読みまくりました。いくつか抜粋します。

赤ちゃんが泣くのには、いろいろの理由がある。空腹で泣くのがいちばん多い。排泄物でぬれて気持ちわるくなったため泣くと思われる場合もある。

空腹でもなく、おむつがぬれているのでもないのに泣く子は、抱いてほしがってるのだ。

なかには、どうしても抱かれていたい赤ちゃんがいる。下におくと、火がついたように泣く。抱き上げても、すぐには泣きやまない。ゆすってあちこち歩いて、やっと泣きやむ、少しおさまったと思って下におくと、また泣き出す。それは、生まれつきよく泣く子だ。

抱かないと泣きやまぬ赤ちゃんは、育児上の失敗でそうなったのではない。

何しても泣き止まないときって、往往にしてあります。

そんな日は何回この本を手に取ったでしょう。「泣く」関連の同じページを何度も何度もすがるように読んでいました。

あっさりした口調ながら、実践的、子どもへの愛情を感じる本で、赤ちゃんが泣きまくる時期にはお守りのような役割を果たしてくれた本です。

そして新生児時期がすぎると少し余裕が出てくるもんで、「あんな泣けるなんて肺が強い証拠ね☆」「おっ、今日も一生懸命生きてるねぇ〜」と思えるように。

しかし新生児時期は無理。そんな風に思えなくて、ご紹介した文章に助けられていました。

つらかったこと2:赤ちゃんがきちんと母乳を飲んでいるかわからない

乳(胸)が透けてればよかったのに・・・切に願った新生児時代。

赤ちゃんがちゃんと飲んでいるのか、皆目見当がつかず不安でした。

乳さえ透けていれば乳の残量もわかるし、飲み具合もわかるのに、なぜ肌色? 生まれてはじめて、乳よ透けてくれ・・! と願ったのが新生児期でした。

対策:片乳10〜15分授乳&おしっこが出てるかチェック

2週間検診なるものがお世話になった病院であったので、助産師さんに相談。ちなみに「産後2週間後は精神的にキツくなるお母さんが多いので、2週間検診を始めた」らしいです。

誰のこと? 私だ私だ私だ〜!!

さて、助産師さんの回答はこちら。「ちゃんと母乳を飲んでいるか?」の不安は以下で解消しました。

・片乳10〜15分目安に授乳する

・赤ちゃんがおしっこをしていれば、母乳を飲んでる証拠

それまでは「飲んでるのかな?」「まだ飲むのかな?」と毎回不安になっていましたが、この話を聞いて時間で考えるようにしたら、頭のゴチャゴチャが解消されました。時間で区切って授乳を切り上げるのは、私に合っていたのです。

また赤ちゃんの便の回数よりも、おしっこの回数のメモを、とのアドバイスも。

おしっこをきちんとしているかを知るためです。

半死状態のメモ

半死状態でメモしましたが、今考えればおむつ替えるときにわかるので、メモせずにその分の体力を温存した方がベターでした。

つらかったこと3:頻回授乳で精も根も母乳も尽き果てる

授乳、3時間に1回だなんてホントなのでしょうか? ワタクシ、今でも疑ってます。少なくとも、授乳を始めた時間から起算して3時間ということですよね。

産前の私は、「授乳が終わった時間から計算した3時間後に、また授乳」だと思っていました。

しかしどちらにせよ、実際は2時間くらいのような・・・・・。

そして実際の授乳って、こんな感じではないでしょうか。

【実録! 授乳の現実 \(^o^)/】

授乳で悪戦苦闘してる間に45分⇨ゲップ⇨寝るかな?(淡い期待)⇨母乳を吐く⇨不安(この吐き方やばくないか?)⇨そして絶望(せっかく乳溜めたのに・・そしてワイのがんばり・・・)⇨赤子の服を取り替える⇨ウンチ。しかもモレてる⇨オムツと服替えた⇨と思ったらおしっこ飛ばされる⇨後処理⇨赤子泣く⇨抱っこ⇨授乳(でもカッスカスで出ない)⇨「出てこない」と泣かれる(地獄)

こんな風に、「1時間、もしくは30分前まで授乳をしていたけど、なぜかもう授乳することになってる」みたいな怪奇現象が起きてました。

左部分が授乳回数メモ。1日10〜14回くらいだった

すぐ授乳するのと、乳をしまう気力すらないのが相まって新生児時代は片乳はつねに出しっ放しでした。

気分はもう母ゴリラ。バナナとか食べてたので、見る人が見れば動物だったでしょうね。

対策:吸ってもらう&5分でもあれば寝る

赤ちゃんが母乳を欲しててもさっき出したばっかりだし、出ないよ! と思うのですが、助産師さん曰く「吸ってもらうことが母乳がよく出るようになる一番の対策」らしいのです。

力技のど根性対策・・・!つ、つらい・・・! 

そして、私の場合睡眠をとると母乳が復活したので、

・赤ちゃんに吸ってもらう

・数分でも寝れるスキがあれば、とにかく寝る

これらを基本的な対策としました。

また、以下で紹介するエッセイ漫画に書いてある方法を実践しました。母乳がよく出るようになるとさらりと紹介されていたページがあったのです。

・熱い飲み物

・おイモ

を意識的に摂取。イモはさつまいもにしました。

科学的根拠はないのかもしれないけれど、すがれるものにはすがる作戦。

それに昔から言われていることは、理にかなってることが多いからです。

このエッセイ漫画は先に子どもを産んだ友人が「この漫画で気持ちがラクになったから」ともらった漫画。1巻の15ページに書いてあったことを実践しました。

新生児時期は母乳がカッスカスで出ないこともありましたが、2〜3ヶ月目には安定するようになってきました。

つらかったこと4:乳首が痛い

乳首が切れて出血、そのまま授乳と地獄のような絵面を繰り広げていました。

ただ同じ状況の方がいたら安心してほしいのは、出血する毎日からは早い段階で脱却できます。

どんどん授乳用の乳首になるのか、乳首自体はかたくなって次第に切れたり、痛くなることもなくなっていきます。

しかしそうなるまでがキツイ。パジャマが不意に触れるのも痛いです。

対策:ユニクロのワイヤレスブラと、母乳パッド

そのため、ユニクロのワイヤレスブラと、布製の母乳パッドに世話になる時期がありました。

ワイヤレスブラだけでもだいぶ痛みは軽減されましたが、血が固まると痛くて。

そこでポチったのが母乳パッドです。この母乳パッドは血が固まってもくっつかなかったので、助かりました。

さらに母乳が安定して作られるようになると授乳していないときも母乳が服にしみ出ることも多くなり、しみ出し防止としても活躍するように。長らく使ったので、コスパがよかったです。

つらかったこと5:そのほかの母乳トラブルと小対策

母乳トラブルはこのほかにも、

・カチカチになって痛い。⇨とりあえずキャベツを貼って鎮静⇨赤ちゃんに吸ってもらって対策

・母乳飲んでるときに赤ちゃんが泣くようになる⇨うろたえる。対策不明。数週間続いた後、この現象はなくなった

・授乳したあとなど、胸の奥で刺すような痛みがある⇨耐える

などいろいろありました。

最後まで対策がわからないものもありました。

育児は人間相手なので、〇〇すれば即解決、なんて機械のようにいかないのは当たり前なのですが、長引けば長引くほど大変です。

ミルクを使ったり、頼れる人がいるなら自分以外でもできることはお任せして、睡眠を確保し、体をこまめに休めるのが理想です。

スイッチ一つで母乳のトラブル治るといいのですが、ひたすら耐えて、休む・・・みたいなのが妊娠・出産関係はどうしても多くなるなあという感想を抱きました。

つらかったこと6:赤ちゃんがとにかく寝ない

眠いなら 寝ればいいのに なぜ寝ない?

そんな句を何回詠んだことでしょう。

新生児は睡眠時間が1日15〜20時間と言われていますが、「ウソ・・でしょ・・・?」と信じられなくて穴があくほどその文章を何回も見ました。

いや、うちの子ギンギンですやん。赤ちゃんによって違うとは頭ではわかっていても、たくさん寝てくれることを心底心底願ってました。

やってみた寝かしつけ対策

腕の中で寝たので、布団に移したい。だけど高確率で着地失敗する毎日。頑張って寝かせたのに・・・ううう・・な気持ちも相まって、絶望感は計り知れません。

これまでやってみた数々の対策はこちら。

・布団に着くまで抱っこの姿勢のまま。布団においたら、しばらく胸はつけたまま。次に赤ちゃんの胸辺りをトントントンとし、寝たままの様子だったらそーっと離れる。

・赤ちゃんを布団におくとき、頭からではなく足からおき、頭を最後にしてみる(ふだんは頭から置いてたので、逆をやってみた)

・くわばたりえさんが紹介していた方法。
抱っこで寝かしつけて、寝たと思ってから10分は抱っこ。布団においたら、タオルなどを顔にかけて胸をトントン。1分ほどしたら顔を出してあげる。
>>寝かし付け裏技。

結果:結局は眠いかどうか。腹をくくるとラクになる

このような数々の寝かしつけワザ、着地ワザを試してきました。

効くときと、まるで効果ないとき、そして何の工夫をせずにポンと布団においても、スッと眠ることがある

幾度となく寝かしつけをした結果、至った結論は

結局は、赤ちゃんがそのときに眠いか眠くないか」

これに尽きるような気がします。泣けるっ・・!

コロッと寝てくれるワザがあれば本当に助かるのですが、そんな単純じゃないの、人間だもの、ってところでしょうか。つらいです。

新生児の頃は例えば公園で遊ぶ、歩くなどができないので、親が赤ちゃんの体力を使わせる工夫ができず、赤ちゃんの眠さをコントロールできないので歯がゆいところ。

とはいえ「赤ちゃんが眠くない限り、どう置き方を工夫したって寝ないんだ」

腹をくくると、不思議と「着地失敗」「抱っこ頑張ってるのに寝ない」の絶望がなくなるので、精神的にはラクになりました。

つらかったこと7:ずっと赤ちゃんを抱っこしてる

赤ちゃんが寝てるときと授乳以外は泣いてる=起きてる時間はほぼ抱っこ

ということで、「赤ちゃんてこんな抱っこするの?」とはじめて知った産後。

「赤ちゃんは抱っこしまくる」「赤ちゃんは勝手に寝ない」。ワタクシ的産後2大ビックリです。

ふつうのことらしいのですが、知らなかったので本当驚き(絶望)ました。

対策その1:人、道具に頼る

誰か抱っこを代わってくれる人がいるなら、代わってもらう。5分抱いてもらうだけでもだいぶラクになります。

そして人がいないなら、道具に頼るべきです。

子育ては結局人がいれば、大変さが全然違うわけで。だけど人がいても頼れない事情があったり、核家族だと頼る人は日中にはまずいません。

現代では核家族が大多数なので、家庭の人手不足が子育てを困難にしているのは間違いない。

しかし嘆いてもいられない。なので、人手がないなら、道具です。

抱っこは、道具のサポートでだいぶラクになるんです。私は2ヶ月目から使ったのですが、新生児のときから心底使えばよかったと思っています。

抱っこの救世主、「カドルミー」。

新生児のときから使えて、我が家は2歳近くになる現在も使っています。

育児グッズでもっとも使ったのがこのカドルミー。0歳のときは毎日使い、もはや同士のような気持ちすら湧いています。

>>【レビュー】早く買えばよかった。抱っこの救世主! ベビースリングのカドルミーは寝かしつけも散歩にも最高だった

対策その2:気をそらす

抱っこしてると「いつ寝るかな」「抱っこつらい」など赤ちゃんと抱っこに気持ちが一点集中します。しかしそれだと疲れが倍増

とはいえ座れないし、手も開かない。

となれば活用したいのが、耳。

音楽やラジオを聞いて、抱っこよりも音楽などをメインにすると、精神的にだいぶラクに。不思議と体力の消耗も抑えられるような気がします。

本であれば、両手があかなくてもオッケーな耳で聴く読書、オーディオブックがいいですね。

amazonのオーディブルというサービスは、1冊無料体験ができるのでおすすめです。

>>本を「聴く」amazonのオーディブル。1冊無料体験をためしたら、産後に最適だった

つらかったこと8:やたら疲れる

前提として、最初から体が疲れてる

今だからよくわかるのですが、産後は体がとってもとってもボロボロ。弱ってます。帝王切開の方は、より体の痛みがあるのではないでしょうか。

人間を腹の中で育てて、さらに生むんですから、母体は体力や状態が妊娠前と同じとはいきません。

しかし私は産後気づいてなかった。生理が戻って体の調子がよくなってから、ようやく自覚しました。産後は体が普通の状態ではなかった、ボロボロだったのだと。

弱り切った体だと何をしても疲れるのに、それがやることありすぎのはじめての育児だなんて、そりゃやたら疲れるよなあと今になってわかりました。

対策:食べる、寝る!

体の疲れは、食べる、寝る! で対策。これに尽きます。

睡眠時間をまとめてとったり、食事をきちんととる時間を確保するのは新生児の時期は難しい。そんな場合は5分でもあれば寝たり、眠れなくても横になって体を休めてください。食事はチョコチョコ食いでも摂取して、精をつけていきましょう! 

つらかったこと9:判断することが多すぎて疲れる

また、「判断することが多すぎ」でした。

赤ちゃんが泣いた!⇨どうしたんだろう? なんで?⇨うんちかな?⇨してない、パイかな?⇨いらないみた⇨暑い?⇨いや、薄着にしてるしな⇨眠いのかな・・・(エンドレス)

はじめてなこともあり、とにかくずっと何かしら判断してると思います。

さらに家族には

「おむつ替えてもいい?」

「暑いんじゃないの?」

「お風呂入る順番どうする?」

「ガーゼタオルかけたら?」

「ここにクリーム塗っていい?」

へいへいへい! 私は上司か? ってくらい赤ちゃんに関するすべての判断を聞かれませんか? みんなはじめてのことor久しぶりのことすぎるから疑問だらけだったり、赤ちゃんの母親だからと気を使ってくれてるのかもですが、いや、いいよ。うん。やってくれやってくれ。

町工場の社長になった気分でした。ええ。

判断するのって、疲れるんですよ。人は1日に判断できる上限が決まってるといいますが、体感として理解できました。

対策:泣いたときの対処をルーティン化する

赤ちゃんが泣いたときの手順を、ルーティン化します。いちいち考えないようにしました。

1. おむつを替える

2. 授乳

3.泣き止まなければ、抱っこ

泣いたらこの順番でやる。これだけで、疲れ具合がグッと軽減しました。

泣いたときにうろたえないし、やることやったな!と思えるのでムダに考えなくて済む。

さらに家族には、全部私に聞かなくていい旨を発表。気になったらこちらから言うから、各々の判断に任せたいと、上司風に言ってみました。ラクになりました。

余談ですが、我が家の赤ちゃんの場合は「おしっこやうんちが気持ち悪い」が原因で泣くことはほぼないような気がしました。2歳近くの現在も、出てたとしても気持ち悪がってないのです。

つらかったこと10:里帰りで実家がつらい

里帰りした身で、すみません。里帰りせずに頑張っている方や、同居の方、頼る先がない方には申し訳ないし、何を甘えたことを・・・と思われるかもなのですが、事実として里帰りがつらかったです。

私の場合、親は働いているので日中は親はおらず、昼間家にいるのは祖母。しかし祖母は体が弱っており、赤ちゃんのお世話や抱っこはできない。

抱っこを代わってもらえるのは親が仕事から戻った夜。家事はすべてやってもらっていました。

恵まれているとはわかっているのですが、それでもキツかった。

もはやそれぞれ家族を持った別の家庭。そして独立した大人同士なので、実家とはいえ昔とは状況がやはり違うのです。

そして母も初孫で興奮気味なのも相まって、口出しがすごい。

母と祖母が「夜あんな泣かれたんじゃ眠れない」と話してるのが聞こえたり、「不安が伝わって泣いてるんだよ」とかミルク作ると言えば「なんで? 母乳でいいじゃない」とか「朝食まだ食べてないのか」などなど、ちょっとしたことなのかもですが、産後のホルモン関係もあるのかものっすごく精神的にきました。

次の日仕事の親を起こさないように夜はすぐ泣き止むように気を遣ったり、音を極力立てないようにしたりと神経をすり減らしました。

しかし言い返す体力と気力もないし、子育てもはじめてなので反論に自信がない。

言い返せないのも、ストレスが蓄積しますよね。正直里帰りでメンタルけっこうズタボロになりまして、自宅戻ったらメンタルは晴れやかになりました。

今なら言える。「手伝うって言ってたんだから、夜赤ちゃんが起きたら抱っこしてくれ!」「ミルクは使う」「不安は伝わらん!」「朝食まだ食べてない! 食う暇ない!食う暇を作ってくれ!」ああ・・・スッキリ・・・

対策:早めに自宅に帰るor言い返す

里帰りを早めに切り上げる。

コレに尽きます。

自宅で育児を行うのと、里帰り、どちらがつらいか天秤にかけてみて、どう考えても里帰りの方がつらければ、可能なら自宅に早く帰るのがよいですね。

また、口出しされてメンタルにきてるなら、言い返すとストレスが少しは軽減されるはずです。育児の初心者だから・・・なんて思わず、体力と気力を振り絞ってでも言い返せばよかった。

どちらも私はできなくて、つらいが加速したので反面教師にしてください。

振り返り

永遠に新生児時期のつらさが続くような気がしていた産後1ヶ月。

大人になってから光のような速さで時間が経っていたのに、ここへきて時間経つの超遅い。なにコレ? 1日がまだ終わらない、1時間後がものすごく遠い。そんな日々でした。

なので「いつになったらラクになるの?」「具体的にどうラクになるの?」を人々に聞きまくってました。

3ヶ月経ったらラクになる、が最も多い返答、祖母は「100日経てば庭のスズメが見える」と年寄りらしいことをよく口にしてました。

つまり100日経つと、目が見えるようになってくるから赤ちゃん自身で世の中を楽しめるようになるし、そのくらい大きくなったからラクになってくるということでしょう。

実際に3ヶ月経つと驚くくらいラクになり、5ヶ月はこの世の天国でした。泣くことがグッと少なくなるし、まとめて寝てくれるようになります。

私の場合、まず5週間経った頃に「あれ、なんだかラクになってきたな」と思ったのを覚えています。

自分自身も慣れてくる、赤ちゃんもリズムや生活が安定し始めるのでどこか肩の力が抜けてくるのかもしれません。

また先ほどご紹介した、「泣いたときのお世話をルーティン化する」と抱っこのとき、カドルミーを使う、がかなり功を奏したというのはあります。

新生児の時期は、正直かわいいなどの感情は湧いてなくてただ追われるように、体が動くままにお世話をしていました。

しかし日を追うごとに赤ちゃんはおそろしくかわいくなるもので、今では1日10回は「かっ、かわいいーーーっ!!」が体内でこだましてる状態です。

新生児育児の渦中にいるとき、本当に本ッ当に大変だと思います。

けど、赤ちゃんを抱っこしながら朝焼けを見ているお母さんは、あなただけじゃない。どこかで誰かも同じように同じ朝焼けを見たり、着地失敗したり、うんちの横モレ処理したり、ゆらゆらと抱っこをしてるんですよね。

そうやってみんな大きくなった、そうやってみんな育ててきたのかと思うとなんだか泣けちゃいますね。

とりとめもなく長くなってしまいましたが、何が言いたいかというと、お前誰だよって感じかもですが、陰ながら、しかし心の底から応援してますということです。どんどん、どんどんラクになっていきますから!

【あわせて読みたい】

あわせて読みたい
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA